アンディ・ラウ史上、最大の危機に挑むアクション超大作『フライト・フォース 極限空域』。全国公開に先立ち、知的ハイジャッカーを演じたチュー・チューシャオのメイキング映像が解禁。物語の起点となるセリフ入りのキャラクターポスタービジュアルも公開された。
香港映画界のアクションスター、アンディが、主人公である航空会社の保安警備員・ハオジュン役を演じる。監督を務めるのは、アクション映画のヒットメーカー、オキサイド・パン。ハイジャッカーの急襲、飛行機墜落の危機、国家をも巻き込む未曽有のパニック――。中国では最高3位、香港では2位の大ヒットを記録した。
ハイジャッカーのマイク役を演じるチューは、これまで『流浪の地球』などで影を帯びた青年役を多く演じてきたが、本作では初めての悪役に挑戦。今回公開されたメイキング映像で、共演のアンディは「これまで彼が演じてきた役とはまったく違う」と語り、チュー自身も「新鮮だったしプレッシャーも感じた」と振り返る。
家族と乗客を命懸けで守る主人公ハオジュンとは正反対の冷酷なマイク役について、監督は「アンディに対抗できる俳優を探す必要があった」と起用理由を明かす。チューはその言葉どおり、凶悪なハイジャッカーとして圧倒的な存在感を放つ。
また、上空で繰り広げられる銃撃戦のシーンについて、チューは「銃撃戦は癖になるね」と笑顔を見せつつも、「暴力を振るう側でストレスも大きかった。カットがかかるたび“ごめん”と言ってたよ」と葛藤も吐露。
最後にアンディは「観客は新たなチュー・チューシャオを発見できるだろう」とコメントした。悪役としての彼の新境地に期待が高まる。
また、アンディをはじめとする主要キャラクター4人のキャラクターポスターも公開された。それぞれのビジュアルには、演じるキャラクターの覚悟を象徴する印象的なセリフとともに、物語の起点となる人物紹介が添えられており、激しいアクションの幕開けを予感させる仕上がりとなっている。
ストーリー
要人警護のスペシャリストだったハオジュンは、事故で娘を失明させてしまい、妻とは離婚、仕事も失った。それから8年後。航空会社の保安警備員として働く彼は、勤務を終え帰国便に乗り込む。偶然にもその機内には、海外での治療を終えた元妻と娘の姿があった。久しぶりの再会に心が揺れるも、視力を失った娘にどうしても声を掛けることはできなかった。静かに高度を上げていく機体。穏やかな空の旅は、ある瞬間を境に一変する。乗客に紛れていたハイジャッカーたちが、突如として機内を制圧したのだ。その瞬間、ハオジュンの中で眠っていた何かが目を覚ます。逃げ場のない上空で、再び“護る者”として立ち向かう―。
『フライト・フォース 極限空域』
出演：アンディ・ラウ、リウ・タオ、チャン・ツィフォン、チュー・チューシャオ
監督：オキサイド・パン『the EYE【アイ】』
英題：High Forces
提供：ニューセレクト
配給：スターキャットアルバトロス・フィルム
2024年／中国・香港映画／中国語／119分／シネスコ／5.1ch／字幕：長夏実／映倫PG12
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11月14日(金) 全国ロードショー