映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』のワールドプレミアが3月28日に京都の南座で開催され、クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、ジャック・ブラックらキャスト陣と、イルミネーションCEOのクリス・メレダンドリ、任天堂代表取締役フェローの宮本茂が参加した。

会場に選ばれた南座は、任天堂本社の所在地・京都に佇む、日本最古の歌舞伎劇場。国の登録有形文化財にも指定され、400年以上の歴史を誇る由緒ある劇場だ。会場内はカーペットや装飾、座席までもがギャラクシー仕様に統一され、伝統ある空間に幻想的なきらめきが重なり合い、まるで本作の世界へ迷い込んだかのような没入感を生み出していた。
この日のために特別に敷かれた“ギャラクシーカーペット”には、マリオ役のクリス・プラット、ピーチ姫役のアニャ・テイラー=ジョイ、ルイージ役のチャーリー・デイ、クッパ役のジャック・ブラック、キノピオ役のキーガン=マイケル・キー、クッパJr.役のベニー・サフディ、ヨッシー役のドナルド・グローヴァー、ロゼッタ役のブリー・ラーソンらキャスト陣がそれぞれの役をイメージした衣装で登場。さらに、クリス・メレダンドリと宮本も続いた。
クリス・プラットは、「『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』のプレミアをここ日本でできて、本当にうれしいです。この場所以上にいたい場所は地球上にありません」と喜びを語った。さらに「宮本さんに心から感謝しています。任天堂とスーパーマリオの40周年、本当におめでとうございます。みなさんのホスピタリティのおかげで素晴らしい時間を過ごしています。週末も最高でした」とコメント。

また滞在中の過ごし方を聞かれると、「おそばとお寿司をたくさん食べて、桜を楽しんで、美しい庭園やお寺を歩いて、そしてマリオの話をたくさんしていました」と、日本そして京都での時間を満喫している様子を明かした。

ジャック・ブラックは「映画を観に来てくれてありがとう。私たちはゲームや音楽、料理などみなさんの文化のすべてに魅了されてきました。世界のどこにもない場所です」と日本への愛を語り、「今週はこの映画のプロモーションで素晴らしい時間を過ごしました」と笑顔を見せた。

さらに、「マリオの世界の一員になれたこと自体が最高です。なんだか不思議と、この役をやるために生まれてきたような気さえして」とコメント。続けて宮本への敬意を示し、「宮本さんには大きな恩があります。もし宮本さんがパーティーで歌ってほしいなら、喜んで歌います。結婚式のシンガーでも何でも、必要ならやりますよ」とユーモアたっぷりに語った。最後は、「みてね!みてね!みてね!」と日本語で力強く何度もアピールし、会場の熱気をさらに高めた。
アニャ・テイラー=ジョイは「こんにちは。みなさんの国に来られて本当に光栄です。私はずっと日本のファンでした」と笑顔でコメント。続けて、「マリオが生まれた京都で、仲間たちと一緒にここにいられることは、最大の名誉です」と京都への特別な思いを語り、「温かく迎えてくださってありがとうございます。映画を楽しんでいただけたらうれしいです」と言葉を贈った。また、歴史ある会場に立った感想を問われると、「魔法みたいです。素晴らしい人々とここで体験できることが何よりです」と頬を緩ませた。

宮本は南座でワールドプレミアを迎えた心境を問われると、空間の幻想さに「任天堂の独創のイメージとぴったりです」とコメント。続けてクリス・メレダンドリも、「この素晴らしい劇場に初めて入った瞬間に実感しました。空間の美しさに圧倒されました」と語った。
また、それぞれ日本のファンへメッセージを求められると、クリス・メレダンドリは、「任天堂とイルミネーションのパートナーシップこそが、私がこの映画が特別だと思う理由の中心にあります」と本作の成り立ちを強調。さらに、「40年前に宮本さんが生み出したキャラクターたちを、大きなスクリーンで命を吹き込む機会をいただいたのは、大きな責任でした」と語り、企画段階から制作のあらゆる工程まで両社が二人三脚で取り組んできたことを明かした。

最後にクリス・メレダンドリは、「素晴らしい共同制作の旅であり、その旅を京都で締めくくれるのは信じられないほど素晴らしいことです」と喜びを噛みしめた。一方、宮本は「ついに2作目ができました。1作目よりさらにキャラクター一人ずつがもっと深く描かれます。本当に退屈しない90分なので、ぜひとも大きなスクリーンに家族全員で見に来てください」と呼びかけた。






続いて、上映前セレモニーへ出囃子が鳴り響く中、歌舞伎俳優・早瀬栄之丞の口上でキャスト陣とクリス・メレダンドリが一人ひとり呼び込まれて舞台に登壇し、全員が勢ぞろいすると、場内は割れんばかりの歓声と拍手に包まれた。
クリス・メレダンドリは、「任天堂の本拠地であるここ京都で、皆様にはじめて本作をお披露目できることを、この上なく光栄に思っております」と挨拶。さらに、「私が宮本さんと初めてお会いした10年前から、任天堂の素晴らしいスタッフの皆様と交流を深めてきました。その中で、なぜ任天堂の作品がこれほど世界中から愛されているのかを実感してきました。創造性が、キャラクターやファン、そして細部に至る深い愛情とこだわりに裏打ちされているからです」と語りかけた。
続けて、「これから皆様がご覧になるのは、才能あるクリエイターによる驚くべき共同作業の結晶です」と力強く締めくくると、本作のスタッフ陣と任天堂のクリエイティブチームを壇上に招き、紹介した。
その後、宮本が紹介されると、宮本は「今回はイルミネーションの人々と冒険をするように、楽しく映画作りができました。密度の濃い映画が完成したと思います。皆さんに本当に感謝しています」とコメント。さらに、京都まで駆けつけたスタッフやキャストへ感謝を述べ、「今日、映画を観て帰る皆さんの中に、マリオたちが多彩に残ってくれたらうれしいです。いよいよ上映となります」と呼びかけ、熱気冷めやらぬまま上映がスタートした。

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』
声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー、ベニー・サフディ、ドナルド・グローヴァー、 イッサ・レイ、ルイス・ガスマン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、ブリ―・ラーソン
日本語版声優キャスト:(マリオ)宮野真守、(ピーチ姫)志田有彩、(ルイージ)畠中祐、(クッパ)三宅健太、(キノピオ)関智一、(クッパJr.)山下大輝、(ロゼッタ)坂本真綾
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
脚本:マシュー・フォーゲル
製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、宮本茂(任天堂)
配給:東宝東和
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4月24日(金)全国公開