エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命

2024-03-14
 

巨匠マルコ・ベロッキオ監督最新作
スピルバーグが映像化を断念した空前の衝撃作

1858年、ボローニャのユダヤ人街で、教皇から派遣された兵士たちがモルターラ家に押し入る。枢機卿の命令で、何者かに洗礼を受けたとされる7歳になる息子エドガルドを連れ去りに来たのだ。
取り乱したエドガルドの両親は、息子を取り戻すためにあらゆる手を尽くす。世論と国際的なユダヤ人社会に支えられ、モルターラ夫妻の闘いは急速に政治的な局面を迎える。しかし、教会とローマ教皇は、ますます揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に決して応じようとしなかった…。

ユダヤ人街で暮らしていた、7歳を迎えるエドガルド・モルターラが教皇領の警察により連れ去られた「エドガルド・モルターラ誘拐事件」。
悲嘆に暮れながらもあらゆる手立てを講じるべく奔走する両親と、時の権力強化のため決して返還に応じようとしない教会側の争いは、イタリアをはじめ、時の皇帝ナポレオンやロスチャイルド家ら、全世界を巻き込んだ論争を紛糾させた。
スティーヴン・スピルバーグが魅了され、映像化に向けて書籍の原作権を押さえたことでも知られているが、映画化を実現したのはイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ。2023年カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品を皮切りに世界中の映画祭をまわり、イタリア映画記者組合が選出するナストロ・ダルジェント賞では作品賞・監督賞を含む主要部門7部門の受賞を果たした。

4月26日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、T・ジョイPRINCE品川他にてロードショー
公式サイト

キャスト

パオロ・ピエロボン、ファウスト・ルッソ・アレジ『シチリアーノ 裏切りの美学』、バルバラ・ロンキ『甘き人生』、エネア・サラ、レオナルド・マルテーゼ『蟻の王』

スタッフ

監督:マルコ・ベロッキオ
脚本:マルコ・ベロッキオ、スザンナ・ニッキャレッリ 
製作:ベッペ・カスケット『シチリアーノ 裏切りの美学』、パオロ・デル・ブロッコ『ドッグマン』
原題:Rapito
2023/イタリア、フランス、ドイツ/カラー/イタリア語/134分/映倫:G
後援:イタリア大使館、イタリア文化会館
配給:ファインフィルムズ
(C) IBC MOVIE / KAVAC FILM / AD VITAM PRODUCTION / MATCH FACTORY PRODUCTIONS (2023)

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レビュー

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今、見るべき1本 new

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:Shiron!2024-04-17

光も煙も美しい。圧倒的な美しさは人の心を魅力し奪う力を持っていると感じました。 神々しさにひれ伏す危険。 聖母子像を崇めてるくせに、母から子を引き離すなんて。 この愚行。愛と平和を説いたはずのイエス・キリストが知ったら嘆くだろうて。 目的と手段が狂ってる。 ただただ権力を誇示したいだけに思えました。 イエスがなんで律法学者を批判して神殿をぶち壊したかわかってる? 法皇に対して、ちゃんと新約聖書読んだ?と問いただしたくなる。 悪者に仕立て上げるような単純な描き方はされていないのに、ふつふつと湧き上がる怒り。 忠誠を誓わせる行動や罰には怒りで吐き気がしました。相手の尊厳を無視した傍若無人な振る舞い。 ボディブローのようにじわじわ効いてくる映画です。 そもそも人を救うって何? 救いを求めて神にすがるのは個々の勝手だけど、別に求めていない人を無理矢理救うなんて大きなお世話。 しかも洗礼を受けたくて受けた訳じゃないのに。 恐ろしいことに、頭の硬い大人だってカルト教団に洗脳されるんだから、子供はスポンジのように吸収してしまう。 閉ざされた社会の中の閉ざされた集団のなかで正しいと教えられたことが全てになっていく。 怖すぎる。 イエス・キリストとの幻想的なシーンが素晴らしい。 子供の頃、十字架に磔られたキリスト像や絵画がとても怖かったのを思い出しました。 怖いけど、なぜだか目が離せない。 なぜこの人はこんな仕打ちにあっているの? どうしてこんな残酷なことが出来るの? キリストは復活したのに、いつまでも磔にしておきたいのは、罪と罰と恐怖で縛りつけたいと願う組織なのでは?と感じました。 神の名の下にやりたい放題。 ユダヤ教もキリスト教も根っこは同じなのに… ガザ地区を思わずにはいられませんでした。 今、見るべき1本です。

宗教と家族 ネタばれ

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:take2024-04-11

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宗教に馴染みがないので、どうしてこうなる?という状況があったものの、驚愕のラスト。 改めて洗脳は怖いなと。少年エドガルドがめちゃかわいい。