ドミニク・モル監督最新作!第48回セザール賞最多受賞、第28回リュミエール賞2部門受賞『12日の殺人』3月公開決定

12日の殺人
Photo credit: Fanny de Gouville

第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門出品作で、第48回セザール賞で最多受賞(作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞)となったほか、第28回リュミエール賞でも作品賞・脚色賞を獲得した『La nuit du 12』が、『12日の殺人』の邦題で3月15日(金)公開となることが決定し、場面写真が解禁された。

本作は2019年、東京国際映画祭にて観客賞と最優秀女優賞を受賞した『悪なき殺人(原題:Only The Animals)』(映画祭当時は、『動物だけが知っている』)のドミニク・モル監督最新作で、ポリーヌ・グエナによるノンフィクション「18.3. Une année passée à la PJ」(2020)を基に、監督がジル・マルシャンと脚本を共同執筆したスリラー作品。主人公の刑事ヨアン役を演じるのは『悪なき殺人』にも出演しているバスティアン・ブイヨン

10月12日の夜、女子大学生クララが突然焼死体となって発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事ヨアン(バスティアン・ブイヨン)とベテラン刑事のマルソー(ブーリ・ランネール)。捜査が進む中、彼女の周りの容疑者となり得る関係者への聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係していたことがわかる。

クララの殺害が明らかに計画的な犯罪であることは判明したが、取り調べに浮上する人物たちを誰一人として容疑者と特定することができない…。事件解決への糸口が見えなくなるなか、班長に昇格したばかりのヨアンは、事件の闇へと飲み込まれてしまう。彼はまだ知らなかった。この事件が、未解決事件として自分自身を蝕んでいくことを―。

あわせて解禁されたのは、事件を追う主人公ヨアン役のバスティアン・ブイヨンとヨアンの相棒マルソー役のブーリ・ランネールを捉えた場面写真。2人が事件にのめり込んでいく心情を想像させる1枚となっている。

物語は警官たちの熱い士気と絆、そして日常生活をも描きながら、彼らの心の奥底に存在する弱さも段階的に映し出していく。舞台となる辺境の小さな町は誰もが顔見知り。そんな環境が住民たちを未解決事件の闇に誘い、一層の混乱を巻き起こす。

作品タイトル:『12日の殺人』
出演:バスティアン・ブイヨン/ブーリ・ランネール/テオ・チョルビ/ヨハン・ディオネ/ティヴー・エヴェラー/ポリーン・セリエ/ルーラ・コットン・フラピエ
監督:ドミニク・モル
脚本:ドミニク・モル/ジル・マルシャン
原案:ポリーヌ・グエナ作「18.3. Une année passée à la PJ」
(2022/フランス/原題:La Nuit du 12/114分/ビスタ/カラー/5.1)
字幕翻訳:宮坂愛
配給:STAR CHANNEL MOVIES

公式サイト:12th-movie.com
公式X:@STAR_CH_MOVIES
コピーライト:(C) 2022 – Haut et Court – Versus Production – Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma

2024年3月15日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー!

↑上に戻る