
普段はクラーク・ケントとして大手メディアであるデイリー・プラネット社の新聞記者として平凡に働き、その正体を隠すスーパーマン(デイビッド・コレンスウェット)。そんな彼を人類の脅威と考え、陥れようとする最大の宿敵であり最高の頭脳を持った天才科学者にして大富豪レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)に立ち向かう。絶体絶命のピンチに颯爽と現れ、その超人的なパワーで人々を救い出すスーパーマンの姿は誰もが憧れを抱くものだったが、時に国境さえも飛び越えていく“無尽蔵なヒーロー活動”は民衆からも政府からも問題視され始めていく―。
1978年に全米公開された、主演:クリストファー・リーヴ&監督:リチャード・ドナーによる『スーパーマン』は、日本でも有名な「あなたも空を翔べる!」(英語:“You’ll Believe a Man Can Fly.”)というキャッチコピーの元、当時の最新技術を駆使して制作。初めて全世界規模で公開された「スーパーマン」の映画であり、驚くべき映像体験をさせてくれる革新的な映画として、興行収入は全世界累計3億ドルという大ヒットをたたき出し、全世界の人が、「スーパーマンと言えばクリストファー・リーヴ」と考えるようになるくらいの存在となったのである。
ささきは、そんな世界的にも有名なクリストファー・リーヴ版「スーパーマン」シリーズ4作目の、1987年に劇場公開した『スーパーマンIV 最強の敵』にて、日本語吹替キャストを務めて以来、約40年の時を経て、再び「スーパーマン」作品の日本語吹替キャストとして出演となる。
ささきは今回のオファーについて、「僕はもう『スーパーマン』に出たり関わったりすることはないだろうと思っていたところでお話をいただいたので、『何の役?』と聞いたらお父さんだと。しかも、クリプトン星の実の親(ジョー=エル)ではなくて、地球のお父さんと聞いて、今までやったことのないような役だったので驚きました」と振り返った。
また、故郷で息子の活躍を見守るジョナサン役を演じる上でこだわった点について、「田舎っぽく出来るといいなと思いつつ、僕がやるとどうしても都会的になってしまうので苦労しましたが、『地球の親ってこういう考えなんだよ』という優しい気持ちや、親としての信念のようなものを、あまり押しつけがましくなく出せるといいかなと思いながら演じました」と明かした。
1983年に『スーパーマン』吹替版がテレビで放送された当時から、クリストファー・リーヴが演じるスーパーマンの声を担当してきたささきは、「スーパーマンは子供の頃から憧れの存在で、幼いころにまずはコミックでスーパーマンを知って、それから実写のスーパーマンを観て。機関車よりも速くて強くて、かっこいい。そしたらいきなり僕がスーパーマンをやることになって、『えっ!僕がスーパーマン!?』と思ったのをよく覚えています。クリストファー・リーヴは僕にとって忘れられない役者なんです。本当に素晴らしい役者さんでした」と、スーパーマンへの強い想い入れを明かした。
さらに、「色々なスーパーマンを見てきましたが、今回新たにスーパーマンの物語が始まるというのを知った時はびっくりしましたね。僕自身とても期待していますし、本当にじっくり観るのが楽しみです。そして、こんな素晴らしい作品に関わらせていただいたので、本当に楽しみたいです。スーパーマンはやっぱりヒーローの王道と言える存在ですからね。何度観ても面白いので、ファンの皆さんもぜひ楽しみにしていてください」と、熱いメッセージを贈った。
併せて解禁されたのは、ささきが演じるジョナサン・ケントの声も聞こえてくる日本語吹替版 超<スーパー>予告。劇中ではスーパーマンを“希望の象徴”として支持する人々がいる一方で、誰にも止められない無尽蔵なヒーロー活動を理由にスーパーマンを“人類の脅威”とみなし反発する人々による批判がスーパーマンに降りかかる。ただ「目の前で傷ついている人を救いたい」というシンプルで力強い願いの元、人々の平和を守り続けるスーパーマンだが、SNSで叩かれ、市民にゴミを投げつけられ、強敵を前に自分の信念がゆらいでしまう…。そんなとき、育ての父・ジョナサンによる「お前の選ぶ道、お前の行いが、お前が何者かを決めるんだ」という言葉によって、スーパーマンは再び立ち上がる――
『スーパーマン』
出演:デイビッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト
監督:ジェームズ・ガン
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) &TM DC(C)2025 WBEI
superman-movie.jp
大ヒット公開中