レオナルド・ディカプリオ主演、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』(10月3日公開)より、本予告とキャラクタービジュアルが公開された。

カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭をすべて制覇した監督、ポール・トーマス・アンダーソンによって練り上げられた最新作は、冴えない革命家 ボブのひとり娘が何者かに狙われ、次から次へと迫る刺客たちとの戦いを描く怒濤のチェイス・エンターテイメント。
主演のレオナルド・ディカプリオは、かつては世を騒がせた革命家でありながら、突然、娘の命が狙われ窮地に立たされるボブを演じ、今までのイメージを一新。

そして、ディカプリオ演じるボブを追い詰めるのは、異常な執念を持つ無慈悲な軍人のロックジョー。G.I.風に髪を短く刈り上げたショーン・ペンが鬼気迫る演技で父娘を追う。

また、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場の“センセイ”をべニチオ・デル・トロが個性的でユーモラスに演じる。

ボブの革命家仲間にレジーナ・ホール、ボブの妻で最強のカリスマ革命家にテヤナ・テイラー、ある理由で命を狙われる愛娘・ウィラ役にチェイス・インフィニティと、脇を固める共演陣にも個性派が揃った。



解禁された映像は、神妙な顔つきで知恵の輪のようなもの手にしたボブ(レオナルド・ディカプリオ)が「これは君のために作っているんだ」とつぶやく場面から始まる。その声に妊娠中の妻(テヤナ・テイラー)がお腹をさする。「この装置をこうすればうっかり爆発させないで済む」と緩衝材を作るボブに彼女が近づき「続けて、派手にお願い」とそっとキスをする。
ボブたちの極秘作戦が実行される中、ボブの妻にロックジョー(ショーン・ペン)が「また会うことになる」と意味深に告げる。彼は彼女を狙っているのか。妻に魔の手が迫る中、ボブは作戦を成功させると「革命万歳」と叫ぶ。
それから月日が経ち、ボブは成長した娘(チェイス・インフィニティ)に「聞いてくれ。昔、パパとママは罪を犯した。ママは捕まった。俺らも危ない」と伝える。「しょうがないわ、これが私に“振られた”運命(カード)よ」と言う娘に「カードは“振らない”、サイコロの間違いだ」と正すボブに、「それ言ってる場合?」と巻きを入れられる。「分かった、行こう」、今は親子喧嘩している場合ではなく、逃げるときなのだ。
その直後、ボブの隠れ家に追っ手たちがなだれ込む。必死で逃げて、逃げて、逃げまくる。娘が通う空手道場に逃げ込んだボブは、「ヌンチャクじゃ戦えないって!拳銃はどこだ」と取り乱す。決死の逃亡を続けるボブを車に乗せた謎の空手道場の“センセイ”(ベニチオ・デル・トロ)は、「自由とは…、恐れないことだ。トム・クルーズみたいに」と微笑むと、車窓から身を乗り出したボブを荒野へと放り出す。「不可能だとしても、俺たちの革命に巻き込みたくなかった」と娘を気遣うボブと愛娘ウィラにどんな運命が待ち受けるのか。
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』
出演:レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティ、ウッド・ハリス、アラナ・ヘイム
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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10月3日(金)全国公開
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