ドニー・イェンが実父と共演『プロセキューター』本編映像公開

ドニー・イェンが監督・主演・製作を手掛けたアクション・サスペンス大作『プロセキューター』(9月26日公開)より、本編映像が公開された。

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2016年に実際に起きた麻薬密売事件をモデルに、『イップ・マン』シリーズの脚本家による二転三転する本格的な法廷劇が展開する本作。その一方で、『はたらく細胞』の大内貴仁アクション監督による、スタイリッシュなドニーのアクションがオープニングから炸裂する。香港では4週連続興収No.1の大ヒットを記録した。

ドニーを取り巻くキャストには、『Mr.BOO!』シリーズのマイケル・ホイを筆頭に、『エグザイル/絆』のフランシス・ンや『イップ・マン』シリーズのケント・チェンなど、香港映画ファンにはおなじみのベテラン勢が集結。また『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のジャーマン・チョンなどのキャストが名を連ねる。

今回公開されたのは、ドニー・イェンの実の父クライスラー・イェンとの共演シーン。舞台は、香港の海辺に広がるマリーナ。本作でクライスラー・イェンは、息子ドニー演じるフォクの“父親”役でカメオ出演している。

長年のキャリアと誇りを滲ませながら語る父に、フォクは穏やかな眼差しを向ける。「無実の少年に殺人容疑がかけられた。上司も同僚も捜査を打ち切る中、私だけが現場に証拠を探しに行ったんだ」。それを聞いたフォクが微笑む「その少年、無罪放免になったんですね?」。父は不思議そうに問い返す「なぜ知ってる?」。「もう何度も聞きましたから。あなたが40年前に解決した事件です」。そう語るフォクは、そっと勲章を取り出し、父の胸元へとつける。

父が「法の執行者は、初心を忘れなければ、歩けなくなっても悔いはない」と語る言葉には、本作のひとつのテーマである“正義を貫く覚悟”がにじむ。

ストーリー
香港警察の熱血警部から検事に転職した男・フォク(ドニー・イェン)。麻薬密売容疑である青年が起訴された担当事件に疑問を感じた彼は、独自に捜査を開始。やがて、法を悪用し利益を得ようとする法曹と裏社会の繋がりに気付くフォクだったが、その行く手を阻む刺客が忍び寄るのだった――。

『プロセキューター』
出演:ドニー・イェン ジュリアン・チョン フランシス・ン マイケル・ホイ ジャーマン・チョン
監督・製作:ドニー・イェン
2024年/香港・中国/広東語/カラー/117分/シネスコ/5.1ch/原題:《誤判》THE PROSECUTOR/字幕翻訳: 小木曽三希子
配給:ツイン TWIN
(C)2024 Mandarin Motion Pictures Limited / Shanghai Huace Pictures Co., Ltd. All Rights Reserved
https://prosecutor-movie.com/

2025年9月26日(金)全国ロードショー

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