シリーズ最新作『トロン:アレス』(10月10日公開)の日本版声優陣に諏訪部順一、内田真礼、石川界人、田村睦心が決定。さらに、ケヴィン・フリン役を演じる磯部勉の続投も発表された。あわせて、特別映像と吹替予告も解禁された。

これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきた「トロン」シリーズ。しかし、最新作『トロン:アレス』で描かれるのは、まさにその逆。デジタル世界の“超高度AIプログラム”が、ついに現実世界へと襲来する。
現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、開発された人型AIアレス。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能という、まさに最強のAI兵士だった。制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして、現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか、それとも…。
そんな本作の日本版で、主人公のアレス役を務めるのは諏訪部。小学生の頃に1作目の『トロン』を劇場で鑑賞し、「当時の最新技術を駆使した合成、CG映像に大興奮」したという諏訪部は、待望の「トロン」シリーズへの参加に歓喜の表情。
「これまでのシリーズは、人間がコンピュータ内部の世界に入り込んで展開する物語でしたが、今作ではプログラムが現実世界にやって来ます。本来であれば、与えられた命令を忠実に遂行するだけの存在であるアレスが、現実世界で触れる様々なものによってどう変化していくのか?その魅力は……観てのお楽しみです!」と語り、「見どころを問われるなら、答えはもちろん“全部”!本作の予告編を見るだけでワクワクしませんか?私は大興奮です!新時代に突入した「トロン」ワールドを、ぜひ劇場の大きな映像と良音響で体感してください」とコメントしている。
諏訪部演じるアレスと大きく関わっていくこととなるイヴ役には内田が決定。エンコム社の役員・研究者であり、天才的なプログラマーでもある彼女は、とある理由からライバル会社に狙われてしまう。
そんなイヴ役を演じた内田は「収録の時間が待ち遠しかったです!」と参加を喜び、役の魅力について「頭がよく、好奇心が旺盛で、家族思いのイヴ。彼女の頭の中を覗いてみたいと思わせる、魅力的なキャラクターでした。妹をまっすぐに思う気持ちは純粋な思いで溢れていて、心を掴まれましたね」と明かした。そして「(『トロン:アレス』は、)とにかく映像の世界がかっこよく、引き込まれます!イヴの目線で世界を楽しんで欲しいです。デジタルの世界と混ざり合う未来の世界を、是非目撃してください!」と熱を込めた。
内田演じるイヴを狙うディリンジャー社のCEOで、アレスの開発者でもあるジュリアン・ディリンジャーを務めることとなったのは石川。幼い頃から「トロン」シリーズを知っていたという石川は、今回の決定を受けて「マネージャーと共に飛び上がって大喜びしました。『トロン』に影響されて大型二輪免許を取ったので、取った甲斐があったと感慨深くなりました」と喜びを語り、自身が演じるジュリアンについて「この作品を物語る上で重要なプログラムを開発するほど優秀で、さらにその先を目指す野心も持ち合わせている人物です。プレゼンで人々の心を掴む、カリスマ性も存分に発揮されていると思います」と、物語を左右する重要な役どころであることをうかがわせた。
また、主人公アレスと同じAI兵士として現実世界に送り込まれることとなるアテナ役には田村が決定。
最新作の完成を楽しみにしていたという田村は、「(アテナは)AIなので感情がない…ですがなにか芽生えていそうな雰囲気もあり、難しい役柄だなと思いました」と心境を吐露。最新作の見どころについては、「電脳空間のイメージのためか、ネオンが輝いていてとても画面が綺麗です。電気信号だからなのかスピード感もあります。他にはAIやプログラムが擬人化されているのも面白いですし、AIとどう向き合っていくのかというテーマで、ひとつの面白い答えを見せてもらえるような、見どころいっぱいの作品です!」と作品愛たっぷりに語っている。
さらに今回、前作『トロン:レガシー』に続き、磯部がケヴィン・フリン役を続投する。ケヴィン・フリンは、シリーズ1作目『トロン』の主人公だが、2作目『トロン:レガシー』で命を落としてしまったはず。そんなケヴィンが最新作にどう絡んでくるのか注目だ。
『トロン:アレス』
出演:ジャレッド・レト
監督:ヨアヒム・ローニング
原題:『Tron: Ares』
US公開日:2025年10月10日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
https://www.disney.co.jp/movie/tron-ares
10月10日(金)日米同時公開
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