『ワン・バトル・アフター・アナザー』に各界から絶賛コメントが到着 本編映像も解禁

レオナルド・ディカプリオ主演、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ワン・バトル・アフー・アナザー』(公開中)に、著名人からのコメントが到着。本編映像も解禁された。

ワン・バトル・アフター・アナザー

アンダーソン監督が20年以上の歳月をかけて書き上げた脚本と唯一無二の演出で創り上げた本作。
最愛の娘平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、最愛の娘ウィラ(チェイス・インフィニティ)がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、ボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる“センセイ”(ベニチオ・デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じていく。

9月26日に全米および全世界74の国と地域で公開され、全米No.1スタートを切った本作。全世界興行収入は1億ドルを突破し、公開10日間でアンダーソン監督作品として史上最大の興行収入を記録した。日本でも先週末10月3日より全国352劇場、436スクリーンにて全国公開され、10月5日までに興行収入約1.31億円、動員約8.38万人を記録している。

そんな本作に、フランシス・フォード・コッポラ監督や、映画『国宝』の李相日監督、映画『新幹線大爆破』の樋口真嗣監督、アーティスト・小説家の加藤シゲアキ、映画プロデューサーの山田兼司らから、以下のコメントが到着した。

コメント(敬称略/順不同)

フランシス・フォード・コッポラ(監督)
2度観たい作品だ。まるでキューブリックの映画のように、もう一度観たいと思った。現代アメリカのリアルを舞台にしたアクション物語であり、現実を背景にしたフィクションのスリラーである点が素晴らしい。そしてやがて、父と唯一の娘のラブストーリーとして展開していく…私にとって非常に感動的な作品だった。

樋口真嗣(映画『新幹線大爆破』監督)
100年以上の歴史を重ねても、まだまだやれることがいっぱいあるんだ。
うれしい気持ちでいっぱいになる。
こういう映画と出会えるから私は映画をやめられない。
とにかく、はやく、みて!

李相日(映画『国宝』監督)
PTAが格の違いを見せつけ、”面白さ”の定義をひっくり返した。
映画に革命が起きた瞬間を見逃してはならない

加藤シゲアキ(アーティスト・小説家)
飽くなきエゴと不自由への抵抗を描いてきたPTAの新作が、オーセンティックな痛快ハリウッド映画でありながら特有のシニカルな視点に満ちた、見事な領域の映画へと昇華したことに驚いている。やっぱり私は彼を信頼せざるを得ない。そして本作に関わったキャストやスタッフも同じ思いに違いない。
これほどまで一瞬も目が離せない映画は久しぶりだ。

山田兼司(映画プロデューサー)
映画史の獣道を開拓し続けてきた孤高の天才PTAの最高傑作がまさかのビスタビジョンによるカーアクションになることを誰が想像しただろうか。20年の構想と「ブギーナイツ」の因縁を経てのディカプリオとのタッグ。そこにPTA自身の人生経験が結実した先に待っていたのは、すべての観客の心を揺さぶる未体験の家族ドラマだ。劇場でしか味わえない体験型映画の最先端はPTAが生み出してしまった。

村松健太郎(映画文筆屋)
ポール・トーマス・アンダーソンが、”今”を見事に撃ち抜いた必見の痛快作!
大作であり、普遍的な親子の物語でもある。オスカー俳優を集合させたエンタメ色の強さだけではなく、周到に考え尽くされた脚本で、強烈に“アメリカと世界の今”を感じさせる濃厚な作品に仕上げている。見事の一言!

SYO(物書き)
逃亡疲れで記憶も体力も鈍りきった元革命家のパパが一人娘を救うため現役バリバリの宿敵を追う側に回る!
武器は愛だけ、計画はゼロ――だがこの熱は奪えない。

筋も演出も芝居も感情も次から次へと激化する162分。
洋画はまだまだ面白い。我々に炎を灯す革命的傑作だ。

あわせて解禁された本編映像<思い出せない編>は、高校のダンスパーティーに向かったウィラを見送った後、娘を狙うロックジョーに自宅を襲撃され、命からがら逃げ出したボブがやっとのことで公衆電話から電話をかけている場面。最愛の娘ウィラと落ち合うためにボブは所属していた革命組織「フレンチ75」に電話をかける。組織だけが知る機密情報にアクセスするためには、メンバーだと証明する「合言葉」が必要で…。

ディカプリオは、思わず笑いを誘う演技について「現実でもしばしば起こる予期せぬ状況から生まれたものだ。たとえば、ソファでテレビを観ながら何度もハイになった男が、過去の敵と戦わなければならなくなったのに、合言葉を思い出せない…そんな単純なことだ。まるでジェームズ・ボンド映画のような状況にいながら、まったく対処できない。その無能さが自然にコメディ要素を生む。これは無理に作り出したものではない」と、あくまで自然体の役作りから生まれたと語っている。

一見何の変哲もないように思えるこの場面だが、アンダーソン監督は、いつロックジョーの部隊に襲撃されるかわからない状況で、常に周囲を気にしながら、合言葉が思い出せずにテンパる革命パパ・ディカプリオの刻一刻と変わる名演技をワンショットによる絶妙な距離感で撮影している。

映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』
出演:レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティ
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
撮影:マイケル・バウマン、ポール・トーマス・アンダーソン
衣装:コリーン・アトウッド
音楽:ジョニー・グリーンウッド
2025年 アメリカ映画/2025年 日本公開作品/原題:ONE BATTLE AFTER ANOTHER
上映時間:162分/ビスタサイズ/2D/IMAX(R)2D/ドルビーシネマ2D/リニアPCM5.1ch+7.1ch+ドルビーアトモス(一部劇場にて)
字幕:松浦美奈/映倫区分:PG12
配給:ワーナー・ブラザース映画
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