竹内亮監督の最新作『名無しの子』が、11月21日より全国の映画館で順次公開されることが決定。予告編が解禁された。

「2025中国ドキュメンタリー映画祭In Japan」(角川シネマ有楽町にて11月7日~11月20日開催)でも上映される本作は、戦後80年が経った今もなお「私は誰なのか」を探る中国残留孤児たちの、アイデンティティの物語。
日中共同取材チームが100人以上の残留孤児とその家族を、2年にわたって徹底取材。1990年代に帰国するも、日本社会に馴染めず自殺未遂に追い込まれた一世。差別の中で自らの居場所をつくるため、準暴力団「チャイニーズドラゴン」を結成した二世。日中ハーフである自分のルーツを隠し、友人にさえ真実を語れない三世。『再会長江』の竹内監督が、日中合作チームとともに描く、心の国境を越えるドキュメンタリーとなっている。





