
物語の舞台は日本。ブレンダン演じる落ちぶれた俳優のフィリップが出会ったのは、その人にとって大切な“家族”のような役割を“演じる”レンタル・ファミリーという仕事。他人の人生の中で“仮の”役割を演じることで、想像もしなかった人生を体験しはじめるフィリップ。日本での生活に居心地の良さを感じながらも、自分自身を見失いかけていた彼が思いがけず発見していく生きる喜びとは―?
本作の注目すべき点は、その物語もさることながら、日本でオールロケを敢行したハリウッド作品であるという点だ。日本に住む外国人・フィリップを主人公にすることで、彼が暮らす日常風景に自然な形で日本独自のカルチャーが盛り込まれ、見逃してしまいがちな日本の美がスクリーンに刻み込まれている。撮影は2024年3月~5月の約2ヶ月間、日本各地で行われ、新宿や渋谷、神楽坂といった「東京」各地はもちろん、名店グルメも劇中では映し出された。

今回完成した特別ロケーションマップでは、そんな数々のロケ地情報が集約されている。文豪・坂口安吾にも愛された浅草にあるお好み焼きの名店・染太郎や、地元民に愛される武蔵新田駅近くの中華麺舗 虎、本作の撮影タイミング直前にオープンした麻布台ヒルズのteamLabなど、東京や長崎、熊本の名所が紹介された。

主人公のフィリップを演じたブレンダン・フレイザーも日本での撮影を大いに堪能したようで、「『レンタル・ファミリー』は僕にとって特別な作品です。この映画は日本へのラブレターであり、僕の溢れる思いを桜色のインクで綴り、キスで封印しておきました」というメッセージが添えられている。
さらに本作では、熊本・天草でのロケが行われたことをうけて、天草地区が指定されてから70周年を迎える雲仙天草国立公園とのコラボポスターも完成。映画ビジュアルも熊本の自然を背景とした特別バージョンで、本コラボポスターは熊本県内の関係各所などで掲出される。

また、映画・テレビドラマ等の円滑なロケ撮影をサポートする総合窓口「東京ロケーションボックス」による企画展「東京フィルムワンダーランド」が、2月22日~23日に歌舞伎町シネシティ広場にて開催予定。4つの「テント・コンテンツ」の内の一つが『レンタル・ファミリー』テントとなっており、神楽坂、浅草、隅田川、麻布台ヒルズ、都電荒川線といった都内多数のロケ地が紹介される。



