映画『黒牢城』カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門出品 本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子、黒沢清監督からコメントも

フランス現地時間5月12日から5月23日まで開催される第79回カンヌ国際映画祭にて、映画『黒牢城』がカンヌ・プレミア部門に選出され、正式出品が決定した。

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第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をW受賞、「このミステリーがすごい!」第1位ほか史上初4大ミステリー大賞(「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「2022本格ミステリ・ベスト10」)を制覇した米澤穂信による傑作ミステリー「黒牢城」が実写映画化。

主演に本木雅弘を迎え、共演には、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョー、ユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰、荒川良々、渋川清彦、渡辺いっけいらが名を連ねる。監督を務める黒沢清は、本作がキャリア初の時代劇となる。

荒木村重(本木)は暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。そんな時、城内である少年が殺され、その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内に居る家臣や身内の誰か。誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋に幽閉した敵方の危険な軍師・黒田官兵衛(菅田)と共に謎の解決に挑む。

『オールド・ボーイ』(2003)などで知られる韓国の名匠パク・チャヌク監督が、韓国人としては初の審査委員長を務めることでも大きな注目を集めている今年のカンヌ国際映画祭。本作が正式出品されることとなったカンヌ・プレミア部門では、これまで細田守監督作『竜とそばかすの姫』(2021)や北野武監督作『首』(2023)が正式出品されるなど、世界的に注目度の高い監督による新作のプレミア上映が行われてきた。

この発表を受け、自身の主演作品が初のカンヌ国際映画祭出品という快挙を果たした本木をはじめ、菅田、吉高、そして公式部門への出品は本作で6度目となる黒沢監督からコメントが到着した。

本木雅弘 コメント

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世界から黒沢監督へ、高い信頼度の賜物だと思います。個人的には、還暦にして初のカンヌ、
好奇心を持って覗き、映画スタッフと日本の皆さんにお土産話を持ち帰ります。
ステレオタイプの侍ムービーではなく、新たな人間ドラマとしての魅力が伝わることを期待しております。

菅田将暉 コメント

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まずは、本当に嬉しいです。

黒沢監督とは、海外の映画祭で初めてお会いしました。
当時は別の作品で参加していましたが、
そこからご縁がつながり、今回二本目として監督の作品に関わらせていただくことになりました。

海外でも高く評価されている監督なので、
いつか自分が関わる作品でカンヌのような舞台に立てたら、という思いはどこかにありました。
特別に狙っていたわけではありませんが、
それがこうして形になったことを、素直に嬉しく思います。

『黒牢城』は、時代劇でありながら会話劇でもある、日本でもあまり例のない作品です。
この作品を海外の方々に届けられることには、確かな意味があると感じています。

字幕での上映にはなりますが、むしろ言葉が整理されることで、よりダイレクトに伝わる部分もあるのではないかと思います。

映画祭での観客の反応は、いつもシンプルで率直です。試写会とは違う、その場の空気の中で、この作品がどう受け取られるのかを見届けたいです。

この作品は、本来もっと自由に、思いきり笑って楽しんでいただける映画だと思っています。
だからこそ、その反応を現地で感じられることを、強く楽しみにしています。

今回このような機会をいただけたことに感謝するとともに、この作品がしっかりと届くことを願っています。

吉高由里子 コメント

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このたび本作が出品されることとなり、大変光栄に思っております。
作品に込められている想いや空気が、国や言葉を越えて多様な文化や価値観の中で、
どのように受け取っていただけるのか、とても楽しみにしています。

黒沢清監督 コメント

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主君織田信長に反旗をひるがえした戦国武将荒木村重の物語が、国境も時間も超えたカンヌで
上映されると知り、たいへん驚いています。
幸運にも海外の人たちに、これは現代でも十分あり得ることだと腑に落ちていただけたなら、
どんなに嬉しいことでしょうか。

『黒牢城』
出演:本木雅弘 菅田将暉 吉高由里子 青木崇高 宮舘涼太 柄本佑 ユースケ・サンタマリア 吉原光夫 坂東龍汰 近藤芳正 矢柴俊博 木原勝利 河内大和 吉岡睦雄 上川周作 前田旺志郎 坂東新悟 荒川良々 渋川清彦 渡辺いっけい オダギリジョー
監督・脚本:黒沢清
原作:米澤穂信「黒牢城」(角川文庫/KADOKAWA刊)
音楽:半野喜弘
配給:松竹
(C)米澤穂信/KADOKAWA (C)2026映画「黒牢城」製作委員会
https://movies.shochiku.co.jp/kokurojo-movie/

2026年6月19日(金)全国公開

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