【レポート】映画『AIR/エア』スニーカーマニア山下健二郎もエア ジョーダン誕生の知られざるエピソードに胸アツ!

伝説のナイキシューズ“エア ジョーダン”。当時落ちぶれていたバスケットボール部門の負け犬チーム達の、一発逆転の賭けと取引。そしてシューズ誕生までの感動の実話を描く『AIR/エア』が4月7日(金)に全国公開される。

主演は、『プライベート・ライアン』(1998)、『インビクタス/負けざる者たち』(2010)、『オデッセイ』(2016)、『フォードvsフェラーリ』(2020)など数々の名作に出演し、『ボーン』シリーズでは、アクション映画として世界中で大ヒットもした俳優マット・デイモン。監督・製作・主演を務めたのは、第85回アカデミー賞作品賞を受賞した『アルゴ』(2012)を筆頭に、監督・俳優それぞれで成功を収めるベン・アフレック。共同脚本としても『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1998)で第70回アカデミー賞脚本賞を受賞し、近年でもリドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』(2021)でも久しぶりに共同で脚本を担当している。

1984年ナイキ本社。経営難で売り上げが落ちている中、ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEOであるフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。しかし、コンバースとアディダスが83%を占めるバスケットシューズ界で、ナイキの前に立ちはだかる壁は大いに高かった。自分たちが負け犬だと嘆く中、ソニーとその上司のロブ・ストラッサ―(ジェイソン・ベイトマン)が見つけたのは、なんと当時まだド新人でNBAデビューもしていないある選手だった。自分の人生を賭けてその選手の母親に会いに行くソニー。その選手の名前はーーマイケル・ジョーダン。一足のシューズが世界を変え、日本中誰もが憧れ今なお売れ続けている伝説のシューズ“エア ジョーダン”誕生の実話が描かれる。

この度、『AIR/エア』の全国公開に先立ち公開直前イベントが実施され、超絶スニーカーマニアの山下健二郎とNBAファンとして有名なハリー杉山が登壇した。

今回特別にステージに展示された山下自慢のスニーカーコレクションについて、ハリー杉山に質問された山下は「全部家から持ってきた僕のコレクションの一部です!」とコレクションの一部をお披露目。「ぶっちゃけ何足くらい持ってるんですか?」と質問されると「実家の父親にあげたのも大分あるんですけど全部で200足くらいはあるかなと思います。」とさすがのシューズの多さに会場を驚かせた。

続いて、一足早く映画をご覧になった感想を聞かれた山下は「エア ジョーダンが生まれた話は知ってましたが、こんなに裏側にドラマがあるなんて知らなかったですし、元々アディダス好きなジョーダンがまさかこういう形でナイキと契約したのは本当に熱い気持ちになりましたし、チームでマイケル・ジョーダンを口説く情熱が心に刺さりました。」と噛み締めながらコメント。
ハリーも「1984年のあの時ってコンバースが№1、次がアディダス、その次がナイキという時代。そこからナイキ屈指のチームであるベンアフレックとマット・デイモンが繰り広げるバチバチの会話劇も見どころですよね」と本作の魅力を熱弁。

42年来の友人でもある監督・製作・出演を務めたベン・アフレック、出演と製作にマット・デイモンのように思いをぶつけ合う関係性に親近感やなにか通ずるものがあるかと質問された山下は「メンバーとは14年くらい一緒にいるので家族以上の絆があるので、(作品を通して)グループのメンバーと通ずるものがありました。」とコメントし、ベンとマットの様に自身にとって相棒的な存在は「ひとつの目標に向かって走り続けてきたので、仲間っていうとメンバーしか思い浮かばないです。」とメンバー愛を明かした。

「友達がバスケ部に入りたいと言ったのがきっかけではじめて、バッシュが必要ですと言われて買いに行きました。エア ペニー3が凄く安く売ってたのでそれを買いました。それを履いたのがきっかけで、バッシュって色んな種類あるしデザインもかっこいいなと思って、それから少しずつファッションにどんどん興味を持って行ってそこから凄く好きですね。」とスニーカーにハマった理由を明かした山下は、今回特別に展示された自身のコレクションのなかでも特にお気に入りの1足として、エア ジョーダン1ブレッドを挙げ、劇中同年代のシューズを披露。「これは1985年に発売されたオリジナルのやつで、すぐに買いました。僕の一番の宝物と言っても過言ではないくらい大事にしています。」と、エアジョーダンへの愛を語り、ハリーがその状態の良さを見て、「どういう風にケアされているんですか?コンディションをみてください。どうやって保っているんですが?ピッカピカじゃないですか。」と興奮気味。

続いて、エア ジョーダン1“ロイヤル”についても注目すると、「これは“ロイヤル”の復刻で、ずっと欲しくて、復刻したタイミングですぐに買いました!三代目J SOUL BROTHERSのチームカラーが青なので一足買いました!」と誰もが憧れる有名なナイキのシューズを次々と紹介。ハリーも「シューズを通して歴史を感じられますよね」とコメント。

エア ジョーダンの魅力を聞かれた山下は「未だにずっと愛され続けているシューズは唯一無二。ついつい新作とか、過去を掘り下げて買ってしまうのは止められないです。」と、山下がシューズ愛を語るなか、ここであのバスケットボール界のスーパースター、マイケル・ジョーダンの魅力について聞かれると山下は、「彼の試合やチームに対する姿勢に痺れるお話しがあるじゃないですか。人にたいして厳しかったりするけどそれでも折れずにチームを優勝させるという一心で嫌われ役に徹するのはジョーダンだからこそ出来る事なのかなと思います。マイケル・ジョーダン本当にずっと好きで、自分が生きてる時代にジョーダンがいてくれて感謝しかないです。神様的な存在でした。」と自身にとっても特別で偉大な存在であることを明かした。

最後に、いよいよ公開を迎える本作を楽しみにしている会場のお客様に向けて山下は「スニーカー好き、マイケル・ジョーダン好きの方ももちろんなのですが、そうでない方が観ても胸熱になれる作品なのでぜひ色々な方に観て楽しんでいただきたいと思います!」と本作への期待とメッセージを力強い言葉で締めくくり大きな拍手に包まれてイベントは幕を閉じた。

ストーリー
1984年、ナイキ本社。ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEOであるフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。業界の負け犬だったナイキチームは、無名の選手マイケル・ジョーダンを見つけ、今までのルールを変える一発逆転の賭けと取引に出るのだった・・・

作品タイトル:『AIR/エア』
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、クリス・メッシーナ、マーロン・ウェイアンズ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィス
監督:ベン・アフレック
脚本:アレックス・コンベリー
製作:ピーター・グーバー、ジェイソン・マイケル・バーマン、デビッド・エリソン、ジェフ・ロビノフ、マディソン・エインリー、マット・デイモン、ベン・アフレック
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:https://warnerbros.co.jp/movie/air #AIRエア
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4月7日(金)全国ロードショー

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