『カード・カウンター』新たなアンチヒーロー=ウィリアム・テルが誕生!日本版ポスタービジュアル解禁 ―6/16(金)公開

カード・カウンター

オスカー・アイザック主演『カード・カウンター』(6月16日(金)公開)より、日本版ポスタービジュアルが解禁された。

本作は、傑作『タクシードライバー』(76)を生んだマーティン・スコセッシ(製作総指揮)とポール・シュレイダー(監督・脚本)が再びタッグを組んだ“復讐と贖罪”の傑作スリラー。

元上等兵のウィリアム・テルはアブグレイブ捕虜収容所で犯した罪に苦しみ、服役後はギャンブラーとして生活している。しかし、心は今も過去に犯した行為に苛まれている。唯一の解決策は自らの過去に向き合うことだった…。

ミステリアスな主人公を色気たっぷりに演じたオスカー・アイザックをはじめ、脇を固めるティファニー・ハディッシュタイ・シェリダンウィレム・デフォーも強い印象を残す。

解禁された日本版ポスタービジュアルは、劇中に登場するブラック・ジャックやポーカーにちなみ、トランプをモチーフにしたイメージが印象的なデザインとなった。血塗られたダイヤのキングの札の前で、ミステリアスな影を持つ主人公のギャンブラー=ウィリアム・テルを演じたオスカー・アイザックのたたずまいと眼差しは、『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロが演じ、世界中で若者を中心に衝撃を与えたアンチヒーロー=トラヴィス・ビックルの姿にも重なるようだ。

75歳(※制作時)にして、自身の作品の中心的なテーマに立ち返ったシュレイダー監督。タクシー運転手のトラヴィスが、今度はギャンブラーとしてオスカー・アイザック演じるウィルアム・テルに乗り移り、45年という時を経て、どんな新しい驚きを観客に与えてくれるのか、否が応でも期待が高まる。

また、本作は高評価を得て興行的にも成功したシュレイダー監督の前作『魂のゆくえ』(18)に続き、主要な映画賞でも多くノミネートされた。「オスカー・アイザックのキャリア史上最高のパフォーマンス」(Vanity Fair)、「ポール・シュレイダー監督による米国の腐敗に対する猛烈なビジョンだ」(New Yorker)など、絶賛のコメントも寄せられており、オバマ元大統領が年間ベスト14本に選んだほか、ナショナル・ボード・オブ・レビューでも同年のトップ10に選出されている。

作品タイトル:『カード・カウンター』
出演:オスカー・アイザック、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォーほか
監督・脚本:ポール・シュレイダー
製作総指揮:マーティン・スコセッシほか
撮影監督:アレクサンダー・ディナン
プロダクション・デザイナー:アシュリー・フェントン
編集:ベンジャミン・ロドリゲス・ジュニア
衣装:リサ・マドンナ
音楽:ロバート・レヴォン・ビーン(ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ)、ジャンカルロ・ヴルカーノ
原題:The Card Counter/R15/日本語字幕:岩辺いずみ/字幕監修:木原直哉
2021年/アメリカ・イギリス・中国・スウェーデン/英語/112分/カラー/ビスタ/5.1ch
配給:トランスフォーマー

公式サイト:http://transformer.co.jp/m/cardcounter
公式Twitter:https://twitter.com/cardcounter_jp
コピーライト:(C) 2021 Focus Features. A Comcast Company.

6/16(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国順次公開

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