『コンペティション』ただならぬ雰囲気まとったポスター&予告解禁!公開日は2023年3月17日(金)に決定

コンペティション

ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが競演した『コンペティション』が、2023年3月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町・新宿シネマカリテほかにて全国公開となることが決定し、ポスター&予告が解禁された。

スペインを代表する俳優 ペネロペ・クルスアントニオ・バンデラスが母国の映画で共演した本作は、現代映画界を爽やかに皮肉った業界風刺エンターテイメント。

誰もが憧れる華やかな映画業界の裏側で本当に繰り広げられているかもしれない、天才監督と人気俳優2人の三つ巴の戦いを描くのは、『ル・コルビュジエの家』『笑う故郷』など、スタイリッシュな映像とシニカルなユーモアで構築された独自の世界観を誇る映像作家ガストン・ドゥプラットマリアノ・コーン。2人が監督を務め、知られざる映画製作の過程を臨場感あふれる手法で描く。

個性的でわがままな女性監督には、アカデミー賞(R)助演女優賞を獲得した経験をもつペネロペ・クルス、うぬぼれたスター俳優には、ハリウッドを始め国際的に活躍しカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞したスペイン人俳優のアントニオ・バンデラス、老練な舞台俳優には、『笑う故郷』でベネチア国際映画祭最優秀男優賞を受賞したアルゼンチンの大御所俳優オスカル・マルティネスがそれぞれ扮する。世界中から評価を受ける演技派大物俳優陣が意地の悪い役柄をド直球に演じ、全力の小競り合いを華麗なドラマに仕立て上げる。

ウィットに富んだセリフと予想だにしない急カーブが続くストーリー展開、そして上品なタッチで炙り出される人間の滑稽な本性が陽気な笑いを誘い、米映画批評サイト Rotten Tomatoesでは96%の高評価を記録(2022年11月現在)している話題作だ。

今回解禁されたポスターは、アクの強い顔つきのメインキャラクター3人の姿が印象的。ブラックとホワイトでシックに着飾り、映画祭に繰り出していくかのような姿だが、果たして彼らはコンペティションを勝ち抜ける(=世界を獲得する)傑作を作り上げることができるのか――。
タイトルロゴも映画賞を思わせるデザインだが、片方の月桂樹の葉が勢いよくとれかけている点が意味深長だ。

同時に解禁された予告編では、映画祭のレッドカーペットで無数のカメラのフラッシュを浴びる超一流映画人たちが集結したハチャメチャなリハーサル現場の様子が明らかに。ある大富豪が全くのノープランで放った「稀代の傑作映画を作る」の一言からすべては始まる。名声だけで集められた、映画監督のローラ(ペネロペ・クルス)、ベテラン舞台俳優のイバン(オスカル・マルティネス)、世界的映画スターのフェリックスの3人。奇想天外な演出論を振りかざす監督と、独自の演技法を貫き通す俳優たちはリハーサルで激しくぶつかり合う。映画を生かすも殺すも彼ら次第、絶対に?み合うはずのない3人は果たして世紀の名作を完成させられるのか。

ミイラのようにラップでぐるぐる巻きにされた男たち、クレーンで吊るされた巨大な岩、踊るペネロペ、椅子を壊すオスカル、合気道に励むアントニオ……等々、興味を惹きつけられる不思議なカットがいくつも並べられ、ただならぬ映画であることが推測できる予告映像となっている。

ストーリー
大富豪の起業家は、自身のイメージアップのために一流の映画監督と俳優を起用した伝説に残る映画を作ろうと思い立つ。変わり者だが、あらゆる映画賞を総ナメする天才女性監督、人気と実力を兼ね備えた世界的大スター、そして老練な一流舞台俳優の3人が集結し、ベストセラー小説の映画化に挑む。しかしエゴが強すぎる3人はまったく気が合わず、リハーサルは予想外の展開を迎えることに――。
果たして映画祭のコンペティションを勝ち抜けるような傑作は完成するのか!?

作品タイトル:『コンペティション』
出演:ペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラス、オスカル・マルティネス
監督:ガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーン
原題:Competencia oficial/2021年/スペイン・アルゼンチン/スペイン語/114分/カラー/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:稲田嵯裕里
配給:ショウゲート

公式サイト:competition-movie.jp
コピーライト:(C)2021 Mediaproduccion S.L.U, Prom TV S.A.U.

3月17日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開

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