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記憶障害の殺し屋を演じたリーアム・ニーソンの腕にはメモ書きが…『MEMORY メモリー』本編映像解禁!

MEMORY メモリー

リーアム・ニーソンが主演を務めるマーティン・キャンベル監督最新作『MEMORY メモリー』(5月12日(金)公開)の本編映像が解禁された。

本作は、刻一刻と症状が進行し、余命わずかとなった殺し屋が、FBIに追われながら黑幕と対決するタイムリミット・アクション。『96時間』から15年、アクションスターとして一時代を築き上げてきたリーアム・ニーソンが、アルツハイマーで記憶を失っていく殺し屋というリアリティ溢れる設定で、「子どもは絶対に殺さない」という誓いのもと、一生で一度の正義を貫く悪のヒーローに挑む。

リーアムと初タッグを組むのは、伝説の大ヒットシリーズの要となった作品『007 ゴールデンアイ』『007 カジノ・ロワイヤル』を手掛けたマーティン・キャンベル。そして共演には『メメント』のガイ・ピアース、『007 スペクター』のモニカ・ベルッチが名を連ねる。

今回解禁されたのは、リーアム演じる殺し屋の記憶障害を感じさせるシーン。
完璧な殺し屋として、裏社会でその名を馳せてきたアレックス。しかし、アルツハイマーを発症し任務の詳細を覚えられなくなってしまったため引退を決意する。最後の仕事の依頼を受けるために、ホテルに向かったアレックスだったが、「マーシャル様」とロビーで呼ばれても、自分の偽名を覚えておらずぼんやりとした様子。

そして案内された部屋で椅子に腰をかけ袖をまくると、腕には”デヴィッド・マーシャル“”メトロ・ホテル“とびっちりメモ書きが。アレックスは重要なことは忘れないように腕にメモを取ることにしているのだった―。

MEMORY メモリー

実際身近にアルツハイマーに苦しむ友人を持つというリーアムは、「私は彼に対して敬意を払うつもりで彼の行いをいくつか取り入れ、正しく伝えようと思いました。オーバーに演じることは簡単ですがそれでは苦しんでいる患者にとっては侮辱になってしまいます。私もマーティン・キャンベル監督もそこには気を使いました」と真摯に役柄に向き合ったことを明かしている。

監督も、「私はリーアムなら絶対に、アルツハイマー病が引き起こす展開を、とても心に響くものにすると思っていました」とその演技を称賛している。

なお、約20年前には『メメント』で記憶障害の男レナードを演じたガイ・ピアースが、本作では記憶障害の殺し屋を追うFBI捜査官役を演じているが、今回解禁された本編映像が、どこか『メメント』を彷彿とさせる演出となっている点にもご注目を。

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