映画『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』ウィリアム・フリードキン監督自ら確認した日本版予告編映像解禁!11/24(土)公開

恐怖の報酬

40年間見ることが出来なかった伝説の超大作、ウィリアム・フリードキン監督の『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』が11月24日(土)より公開となる。この度本作の予告編が解禁された。

この度、解禁された予告編には、メキシコ、ベラクルスで標的を射殺する殺し屋ニーロ(フランシスコ・ラバル)、フランス、パリで不正取引を追及され、逃亡する投資家マンゾン(ブルーノ・クレメル)、イスラエル、エルサレムで爆弾テロを実行するアラブ・テロリスト、カッセム(アミドゥ)、アメリカ、ニュージャージーで教会を襲撃、ビンゴ売上金を強奪するアイリッシュ・マフィア、スキャンロン(ロイ・シャイダー)、4人のエピソードが、ドイツのプログレッシヴ・ロックバンド、タンジェリン・ドリームが奏でる不穏な旋律と共に描かれる。

これら4人の男たちが南米に流れ着くまでの過去が描かれる本篇冒頭の約40分は、1978年に日本公開された【短縮版】ではかなりの部分がカットされていたが、今回日本初公開となる【オリジナル完全版】で元の形に戻された。この【オリジナル完全版】を見れば、トラックが暴風雨に揺れる大吊り橋を渡る凄まじいサスペンスや大爆発のスペクタクルだけが見どころではなく、灼熱の生き地獄に放り込まれた男たちが、そこから這い上がるため絶望的な運命に立ち向かう姿を描いた冷酷非情な人間ドラマであることに気づくだろう。

監督は、『フレンチ・コネクション』(71)でアカデミー5部門受賞、『エクソシスト』(73)で全世界にオカルト・ブームを巻き起こした巨匠ウィリアム・フリードキン。初公開時、北米以外の世界各国では自身に無断で再編集された92分の【短縮版】が公開されてしまったが、フリードキンの執念は、複雑な権利問題を解きほぐし、自ら4Kデジタル・リマスター化に着手。初公開から36年後の2013年、甦った【オリジナル完全版】はヴェネツィア映画祭でプレミア上映され、以後、2014年LA、2015年パリ、2016年カンヌ映画祭、2017年ロンドンで上映され、欧米各地で再評価の嵐を巻き起こし、遂に来る11月、日本上陸が決定した。今回、解禁された予告編はフリードキン自身が確認した日本オリジナルの予告編となる。ぜひ本予告編をご覧いただき、作品への期待を高めて頂きたい。

ストーリー
地の果て、南米奥地に流れ着いた4人の犯罪者たち。この煉獄の地から這い上がるため、男たちは「報酬」1万ドルと引き換えに、命を張った賭けに挑む―。
南米奥地の油井で大火災が発生。祖国を追われ、その地に流れてきた4人の犯罪者は、1万ドルという「報酬」と引き換えに一触即発の消火用ニトログリセリン運搬を引き受ける。2台のトラックに分乗した男たちは、道なき道を300キロ、ジャングルの奥へと進んでいくが、その先に待ち受ける彼らの運命とは―?

作品タイトル:『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』
出演:ロイ・シャイダー、ブルーノ・クレメル、フランシスコ・ラバル、アミドゥ
監督・製作:ウィリアム・フリードキン
脚本:ウォロン・グリーン
原作:ジョルジュ・アルノー
音楽:タンジェリン・ドリーム
1977年|アメリカ映画|カラー|ヴィスタサイズ|5.1ch|DCP|上映時間:121分
原題:SORCERER(魔術師)
提供:キングレコード
配給:コピアポア・フィルム

公式サイト:SORCERER2018.com
コピーライト:(c)MCMLXXVII by FILM PROPERTIES INTERNATIONAL N.V. All rights reserved.

今秋11月24日(土) シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

↑上に戻る