ピエール瀧×小林且弥監督『水平線』特報&場面写真解禁!福島での先行上映舞台挨拶も決定

水平線

ピエール瀧の主演映画『水平線』の特報と場面写真が解禁となった。公開は、12月8日(金)より一週間限定(12/8~12/14)で福島先行上映、2024年3月1日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開となる。

本作は、福島県のとある港町を舞台に、大切な人ときちんとお別れできないまま、立ち止まってしまった、ある親子の物語。震災で妻を失い心に傷を抱えたまま、高齢者や生活困窮者を相手に散骨を請け負う主人公・井口真吾をピエール瀧が重厚さと軽妙さをたたえながら人間味豊かに演じる。真吾の一人娘で、水産加工場で働く奈生には、TVドラマ「his ~恋するつもりなんてなかった~」、映画『青葉家のテーブル』(21/監督:松本壮史)などで注目される栗林藍希が好演。ほか足立智充内田慈押田岳円井わん渡辺哲ら実力派キャストが名を連ねる。

監督は本作が長編映画監督デビューとなる小林且弥。小林監督は2001年に俳優としてのキャリアをスタートさせ、主演映画『ランニング・オン・エンプティ』(10/監督:佐向大)や『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10/監督:白石和彌)、映画『あゝ、荒野』(17/監督:岸善幸)、TVドラマ「レディ・ダヴィンチの診断」(16/CX)など多数出演。2021年に映像プロジェクト集団STUDIO NAYURAを設立し神奈川芸術劇場(KAAT)にて舞台「象」(22)を演出。またオムニバス映画『無情の世界』(23/監督:佐向大・山岸謙太郎・小村昌士)では企画・プロデュースを手掛けるなどプロデューサー、演出家、映画監督と多岐にわたって活躍している。ピエール瀧とは、2013年に白石和彌監督『凶悪』でヤクザの兄貴役と舎弟役で共演し意気投合。自身初の監督作品の主演にはピエール瀧しかいないと切望し、今回、俳優×監督としての再タッグが実現した。

今回解禁となった30秒の特報は、大切な人の突然の不在に立ち止まってしまっている父と娘の複雑な心情と葛藤が描かれ、ある遺骨を巡る外からの正義の声に対し、「あんたが言う風化なら 風化しちまえばいい」と返す真吾の言葉に当事者が抱く違和感を映し出す。主人公真吾と彼をとりまく人々のあいだで、さまざまな感情が交錯し物語が展開していくことを予感させる特報となっている。

映画の舞台となる福島では、12月8日(金)~14日(木)一週間限定で先行上映を実施。先行上映にともない、主演のピエール瀧と小林且弥監督による舞台挨拶が予定されている。

12月8日(金)・12月9日(土) 映画『水平線』公開記念舞台挨拶

12月8日(金) 17:30の回上映後
ゲスト:ピエール瀧、小林且弥(監督) ※敬称略

12月9日(土) 10:00の回上映後/13:00の回上映後
ゲスト:ピエール瀧、齋藤孝(脚本)、小林且弥(監督) ※敬称略

会場:フォーラム福島
詳細:https://forum-movie.net/fukushima/news/28495

水平線
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ストーリー
他者を弔い、自らを再生する
福島県のとある港町。震災で妻を失った井口真吾は、個人で散骨業を営みながら一人娘、奈生と暮らす日々。ある日、彼のもとに持ち込まれた遺骨は、かつて世間を賑わせた通り魔殺人事件の犯人のものだった。苦しい選択を迫られるなか、真吾が下した決断は――。

作品タイトル:『水平線』
出演:ピエール瀧/栗林藍希 足立智充 内田慈 押田岳 円井わん 高橋良輔 清水優 遊屋慎太郎 大方斐紗子 大堀こういち/渡辺哲
監督:小林且弥
脚本:齋藤孝|音楽:海田庄吾|エグゼクティブプロデューサー:坂岡功士|プロデューサー:太田あや 齋藤寛朗(KAZUMO)|撮影:渡邉寿岳|録音:加唐学 小山海太|整音:反町憲人|音響効果:松浦大樹│美術:ホ・ジニ|ヘアメイク:森川丈二|衣装:藤原わこ|助監督:伊藤良一|キャスティング:大川憧子|制作担当:小玉直人|企画・製作:STUDIO NAYURA|制作協力:G-STAR.PRO SHAIKER|撮影協力:福島テレビ 観音丸(草野直雅) 共栄丸(高橋正広) サンエイ海苔 磐梯マリーン 相双緑化土木 槇野産業|音楽制作協力:東映音楽出版|ポスプロ:日活スタジオセンター
2023年/119min/カラー/シネマスコープ/5,1ch
配給:マジックアワー

公式サイト:https://studio-nayura.com/suiheisen/
公式X:@suiheisen_movie
コピーライト:(C)2023 STUDIO NAYURA

2024年3月1日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開
2023年12月8日(金)~12月14日(木)フォーラム福島にて一週間限定 福島先行上映

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