映画『鬼の花嫁』の完成披露舞台挨拶が3月16日に神田明神ホールにて行われ、W主演を務めた永瀬廉、吉川愛に加え、伊藤健太郎、片岡凜、そして池田千尋監督が登壇した。

シリーズ累計発行部数650万部突破(※小説・コミックス・電子含む) の大人気作品、「鬼の花嫁」(小説:クレハ/スターツ出版文庫 コミック:富樫じゅん/スターツ出版「noicomi」連載)が実写映画化。
あやかしと人間が共存する世界を舞台に、永瀬が演じるあやかしの頂点に立つ“鬼”鬼龍院玲夜(きりゅういん・れいや)と、吉川が演じる家族から愛されず虐げられてきた女子大生・東雲柚子(しののめ・ゆず)、運命に導かれた2人のラブストーリーを描く。

初お披露目となった本編の上映後、キャスト・監督が登壇。会場に黄色い歓声が響き渡る中、永瀬は「撮影を経て、ようやくみなさんに観ていただくこの日を楽しみにしてきました。みなさんと良い時間を過ごせればと思います」、吉川は「本日は初めてみなさんに観ていただけてとても嬉しく思っています」と喜びを表した。


続いて伊藤は「こんなにもたくさんの方に集まっていただいて嬉しく思っています。みなさんがどんな風に作品を受け取ってくれたのか非常に楽しみです」、片岡は「本日はお越しくださりありがとうございます。最後までよろしくお願いいたします」と挨拶。


そして監督は「今日という『鬼の花嫁』がスタートする日に立ち会っていただきありがとうございます」と挨拶した。

MCが観客たちに本編を観た感想を聞くと、鳴りやまぬ拍手が沸き起こり、永瀬は「初日は少しそわそわするのですが、みなさんに拍手をいただいて嬉しいです。僕自身も(本作を)観た時、いつの間にか終わっていて、冒頭から『鬼の花嫁』の世界観を感じて、気づいたらのめり込んでいました。綺麗な大人なラブストーリーを感じて、明日からもがんばろうという活力ももらえる作品だと思いました」と答え再び拍手が起こると、観客に向かって“ありがとうのピース”を披露。

吉川も「苦しいシーンの方が多かったので、みなさんに大きな拍手をいただけて救われました」と胸いっぱいの様子。
一方伊藤は、「劇中ですごくひどいことをしているので、物が飛んで来るんじゃないかと思っていたのですが、飛んで来なくてよかったです(笑)」と会場を笑いに包み、続く片岡も「映像が綺麗でしたし、エンドロールが流れて思わず涙がにじみました。でも私も物が飛んでこないか心配だったんですが、安心しました(笑)」と、演じたキャラクターを交えて感想を述べた。
監督は「あやかしと人間が共存するという誰も観たことのない世界を立ち上げることに、いつも以上の苦労やプレッシャーがあったのですが、素敵なみんなと一緒に映画を作れて楽しかったですし、それが今日形になってみなさんに届くことが嬉しいです」と喜びを吐露。
愛を知らない“鬼”・玲夜(永瀬)と、愛に見放された“人間”・柚子(吉川)。出会うはずのなかった2人が、運命に導かれて紡ぐ究極のラブストーリーを描いた本作。そんな2人の仲を裂こうと画策し、運命を揺さぶっていくのが瑶太(伊藤)と花梨(片岡)。
それぞれのカップルでお互いの印象を聞かれると、吉川は永瀬について「無口な方だと思っていたんですが、たくさん話してくださる方だったので嬉しかったです」、永瀬も「僕も同じで、とても明るいマインドでした。本読みをしたシーンと、しなかったシーンがあったのですが、(花梨に投げ捨てられた荷物を拾う柚子を玲夜が助けに来る)川のシーンは本番まで取っておくと言われると、素直に感情を爆発させていました(笑)」と吉川の現場での姿を吐露すると、監督が、玲夜と柚子が初めてお互いの心を知るきっかけになるところだったためと意図を明かした。
一方、伊藤は「片岡さんが花梨としてのアイデアをすごく考えていらっしゃる方だったので、和気藹々とした雰囲気だけでなく、特別な撮影時間でした」、片岡は「瑶太のままで、とても心強かったです」と褒め合い、息ぴったりの様子を見せた。
物語では、あやかしにとって唯一無二の花嫁を守ろうとする永瀬と伊藤、そして実の姉妹でお互い花嫁に選ばれた吉川と片岡。劇中では激しく対立する関係性でありながら、撮影現場はとても和やかだったそう。
永瀬とは6年ぶりの共演となる伊藤は、「アクションシーンなどみんなで話し合って作り上げる時間が楽しかったです」と振り返り、永瀬は「(劇中で鬼が使う妖術を)練習して使えるようになったので嬉しかったです」と冗談交じりに答え、2人の仲の良いボケツッコミに会場は大爆笑!実際の撮影現場では、伊藤の的確な提案でセリフの微調整が入ったりしたそうで、永瀬も「ここまでセリフを調整して、みんなで1つのシーンがより良くなるように話し合いができたのが印象的でした」と振り返った。
吉川と片岡も、切磋琢磨しながら作り上げていったという姉妹役。吉川は特に印象的だった場面に、花梨が柚子の荷物を川に投げるシーンを挙げ、「片岡さんがすごく楽しそうにやっていて、私も見ていて実は楽しかったです。(片岡さんから)いろんなアイデアが出てきてすごいと思いましたし、助かりました」とリスペクトを送り、片岡もこのシーンに思い出が残っているそうで「目の前が保育園で、撮影中もお散歩で園児が通るんですよ。吉川さんが手を振るとみんな振り返していたんですが、私が振ると誰も振ってくれなくて…(笑)」と、撮影の裏話を明かした。
そんな4人の作品と役への向き合い方を、監督も「みんなが演じて見つけた本当の何かを踏まえて話ができたのでとてもよかったです」と大絶賛。伊藤が「監督がその空気感を作ってくれました」と加え、撮影を通じて深まったスタッフ・キャスト全員の絆をアピールした。
最後に、吉川は「あっという間の時間でしたが、ありがとうございました。『鬼の花嫁』という素敵な作品を一人でも多くの方に観ていただきたいので、ご家族やご友人に広げていただけると嬉しいです。公開まであと少しですが、また観に行ってください!」と呼び掛け、永瀬は「今日初めて観ていただいたリアクションを見て、とてもほっとして、公開までの約2週間、より自信をもって届けられると感じました。いろんな愛の形があって、綺麗で儚いラブストーリーになっているので、年齢層問わずたくさんの方々に観ていただけると思います」と締めくくると、会場は大きな拍手に包まれた。
永瀬はKing & Princeの主題歌「Waltz for Lily」にあわせて踊りながら軽やかにステージを後にし、公開への確かな手応えを感じさせる完成披露舞台挨拶が幕を閉じた。
『鬼の花嫁』は、3月27日より公開。

『鬼の花嫁』
出演:永瀬廉 吉川愛 伊藤健太郎 片岡 凜 兵頭功海 白本彩奈 田辺桃子 谷原七音 嶋田久作 尾野真千子
監督:池田千尋
脚本:濱田真和
原作:クレハ「鬼の花嫁」(スターツ出版文庫)
※コミカライズ:作画・富樫じゅん/原作・クレハ(スターツ出版「noicomi」)
音楽:小山絵里奈
主題歌:「Waltz for Lily」King & Prince(ユニバーサル ミュージック)
イメージソング:「Ray」由薫(ユニバーサル ミュージック)
製作:「鬼の花嫁」製作委員会
配給:松竹
(C)2026「鬼の花嫁」製作委員会
https://movies.shochiku.co.jp/onihana/
3月27日(金)