峯田和伸&若葉竜也がライブパフォーマンス!『ストリート・キングダム』大森南朋、田口トモロヲ監督もサプライズ参加

映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』のライブイベント付き試写会が3月16日に東京・豊洲PITで開催され、W主演の峯田和伸と若葉竜也が登壇し、大森南朋、田口トモロヲ監督もサプライズで参加した。

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左から田口トモロヲ監督、若葉竜也、峯田和伸、大森南朋

本作は、1978年の東京に生きる若者たちから広がったパンク・ロックのムーヴメントを描いた物語。写真家・地引雄一の原作を、田口トモロヲ監督、宮藤官九郎脚本で映画化。地引をモデルにしたカメラマンのユーイチ役には、銀杏BOYZの峯田和伸。若葉は、葛藤を抱えながら自分の表現を追い求めるロックミュージシャン・モモを演じている。

映画上映後、会場から大きな拍手が鳴り響く中、スクリーンが撤去されると、そこにはステージにはドラムセットやスピーカーなどの機材が鎮座。そこに銀杏BOYZのサポートメンバーが登場し、音楽を演奏し始めると会場は大喝采。会場の熱気が一気に高まる中、峯田と若葉が登場すると、会場は一気にヒートアップ。

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まずは映画のエンディングで流れた、LIZARDの名曲のカバー曲「宣戦布告」を、大迫力のバンドサウンドとともに初披露。会場を大いに盛り上げる中、クライマックスには峯田が若葉にバックドロップを決めるなど、会場は“あの頃の”ライブハウスさながらの熱気で、観客を興奮の渦に包み込んだ。

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そして大森南朋と田口トモロヲ監督がサプライズで登場すると会場は大興奮。しかも披露曲が、田口監督がかつて結成していたバンド“ばちかぶり”の名曲「Only You」ということで会場は更にヒートアップ。80年代パンクの息吹を現代に感じさせるストレートなギターサウンドと激しいリズムに、田口監督のヴォーカルもシャウトを交えながら、力強く歌いあげる。そして隣では大森たちが田口監督のヴォーカルを力強くサポート。そして楽曲のクライマックスに峯田と若葉が、田口監督にバックドロップを決めようと飛びかかるなど、熱狂のライブは大盛り上がりのうちにフィナーレを迎えた。

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そんな興奮冷めやらぬステージの余韻が会場を満たす中、ひとまずクールダウンするべくトークショーを実施。「忘れられない最高の思い出ができました!」と峯田が語ると、若葉も「こんなことになるなんて思ってもいなかった。実はさっきの時間をあんまり覚えてないんですよね。後で何か映像とかを見たら思い出すのかな」と充実感をにじませる。

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そしてステージ終わりに決められたバックドロップについて若葉が「楽屋で峯田さんに、バックドロップとか絶対しないでくださいねって言ってたら『しないしない』って言ったのに……」というと、峯田も「楽屋であんなこと言うから脳にこびりついてしまって。やらなきゃと思った」と返答。

そんなふたりの姿を見た田口監督が「本当に峯田君と若葉君に出てもらって良かったなと改めて思いました」としみじみ。峯田たちに決められたバックドロップについて「この年でバックドロップ食らうって滅多にない経験。今日は本当に貴重な経験をさせていただいて、映画が公開するまでは生きていたいなと思いました」と笑うと、ひとり離れたところで3人の様子を見ていたという大森が「俺、すっごいうらやましかった。俺もいい歳なので、そこに入るのも大人げないし……」と残念そうに付け加えた。

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そしてあらためて「Only You」の誕生秘話を尋ねられた田口監督は、アメリカのコーラスグループ、プラターズが手がけたオールディーズバラードの名曲「Only You」を意識して作ったことを明かし、あまりの曲調の違いに会場はビックリ。田口監督も「ああいうキャッチーなメロディーの曲を一曲作りたいなと思ってあれを聞いてたら、今みたいな曲になっちゃった」と笑ってみせた。

そしてあらためて峯田が「最高でした!」とパフォーマンスを振り返ると、「僕、ばちかぶりは生でライブを見たことなかったんです。でも改めて隣でトモロヲさんが歌うところを隣で感じて本当に本物だと思いました」と興奮気味にコメント。「現場でも普段は物静かで紳士的なんですが、マイクを持った途端にあんなにも野獣性が目覚めるなんて。同じヴォーカリストとしてやっぱ最高だなと思いました」と付け加えた。

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さらに若葉も「こんなもかっこいい映画監督がいるんですか!という感じです」と興奮気味に語ると、「もし僕がこの映画に出てないのに、こういうイベントがあったとして。自分が観客でいたとしたら、僕はもう2度と田口トモロヲ組には出ないと決めてたかもしれないです、悔しすぎて。こんなにかっこいい映画監督がいるんだなって。後ろの方で背中を見ていてそう思いました」としみじみ。大森も「本当に映画からそのまま出てきたみたいな感じで。横で見てて興奮しましたし、今日来ることができてよかった」と喜びを滲ませた。

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そしてあらためて「宣戦布告」という曲をエンディング曲として選んだ理由について質問された田口監督は「やはりこの映画が持ってるテーマ、最終的な着地点として、この挑発的な題名と詞の内容がピッタリだと思いました。それと2人に歌ってもらいたいと思ったのは、映画の中の峯田君はカメラマンという表現者ではありながらも、ムーブメントを目撃する側の人間だったので、やっぱり最後に峯田君の歌声が聞きたいと思ったこと。そしてモモ役の若葉君にも声を出して歌ってもらいたいと思ったこと。最終的には最後まで観てくれたお客さんに対してプレゼントをしたいなと思ったんです」とその理由について明かした。

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一方の峯田も「宣戦布告」のカバーを歌えるということに喜びを隠せない様子で、「LIZARDの曲を若葉君と歌えるというのはすごく意味のあること。もうふたつ返事ですぐにやりますと伝えました」とオファーのときを振り返る。そんな中、田口監督は「宣戦布告」以外にも、峯田がつくった別の楽曲が用意されていたことを明かす。「実はこの『宣戦布告』が決まる前に、峯田君が自分自身でも曲を作って持ってきてくれてたんですよ。ただ、映画のテーマにマッチしてるのはLIZARDのカバーの方だったので、泣く泣く……峯田君のその献身的な参加の仕方は本当にありがたかったです」と感謝。その楽曲のタイトルは「パラダイス・ロスト」であるとのことで、田口監督も「次の映画のエンディングテーマに決まりました!」と笑顔を見せた。

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大森にとっては峯田が主演を務めた2003年の『アイデン&ティティ』以来の田口組参加となった。「現場はあまり変わらなかったですね。でも僕は『アイデン&ティティ』って映画が本当に大好きだったんです。峯田君もいて、みんなでしっかり青春した感じがあって。その匂いのまま峯田君は変わらずかっこよくなって活動しているのを見ていましたし、それとともに今回若葉君とか新しい世代の俳優さんと一緒に現場に入れたことがすごく幸せでした」と振り返った。

峯田も「まだ自分が役者をやるにあたってまだまだ分からないことがいっぱいあるんですが、少なくとも僕がトモロヲ監督から作品に呼ばれ続けられる限りは、その作品に存在しきっていたい、という思いがあります。トモロヲさんにこの後もまた映画を撮ってほしいという気持ちはありますけど、その時に呼んでもらえるような状態の自分でいたいです」と俳優としての原点である田口組への思いを語った。

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そんな大盛り上がりのイベントもいよいよフィナーレ。最後のコメントを求められた大森は「僕も今日は急きょ参加することになったんですけど、来ることができて本当に幸せな体験となりました」と語ると、若葉も「今日、上映してる時に、実は僕もこのスクリーンの裏から皆さんと一緒に観てたんです。なので、その時間を共有できてすごく嬉しかったです」とコメント。さらに峯田も「撮影が終わってから1年以上経つんですけど、なかなか公開しないなと思っていたのに、あと11日後には公開が始まるということで。嬉しい気持ちと同時に、早くも自分の中で寂しい気持ちが始まっています。たくさんの人に見てもらえたら」とメッセージ。

そして最後に田口監督が「(前作から)たまたま10年かかってしまって、今年で11年目なんですが、次の作品のエンディング曲が『パラダイス・ロスト』で決まったんで。もうちょっと早く次の作品が作れるのかなと思っています。とりあえず映画や音楽というのは自由に観て感じていただくのが一番だと思いますので、今日観てもし面白かったとしたら、いろんな人に勧めていただければ嬉しいです」と会場に呼びかけた。

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
出演:峯田和伸 若葉⻯也 吉岡里帆 仲野太賀 間宮祥太朗
監督:田口トモロヲ
原作:地引雄一「ストリート・キングダム」
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
エンディング曲:「宣戦布告」(峯田和伸/若葉竜也)
企画製作・配給宣伝:ハピネットファントム・スタジオ 
(C)2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会
https://happinet-phantom.com/streetkingdom

3月27日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

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