【レポート】第36回東京国際映画祭『市子』杉咲花、若葉竜也、戸田彬弘監督がレッドカーペットイベントに登壇!

市子

第36回東京国際映画祭が開幕し、オープニングのレッドカーペットイベントに『市子』(12月8日(金)公開)で主演を務めた杉咲花と共演の若葉竜也、戸田彬弘監督が登壇した。

第36回東京国際映画祭レッドカーペット 概要

日時:10月23日(月) 15:00~17:00
登壇者(敬称略):杉咲花、若葉竜也、戸田彬弘監督
場所:東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場/日比谷仲通り

東京国際映画祭 Nippon Cinema Now部門に正式出品された本作は、戸田監督が主宰する劇団チーズtheaterの旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した舞台「川辺市子のために」の映画化。痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも、「生きること」を諦めなかった川辺市子の、抗えない境遇に翻弄された壮絶な人生が描かれる。

同映画祭への登場は本作が初となる杉咲は、美しいドレスに身を包み「『市子』という大切な映画を携えて、戸田監督と若葉さんと共にレッドカーペットを歩けたことを幸せに思っています」と喜びを滲ませた。

『愛がなんだ』以来5年ぶりの参加となった若葉は、待ち構える大勢の観客を前に「コロナが終わって、何年か前に見ていた日常みたいなものが戻ってきたのを間近に感じられる機会を与えてもらい、そこにほっとした気持ちがあります」と感慨深げな様子を見せた。

レッドカーペットでは、マスコミのフォトコールや観客たちの呼びかけに笑顔で応えた3人。杉咲は「初めての東京国際映画祭は、活気があってエネルギッシュな場所でした」と振り返り、映画祭を満喫したようだ。

市子

ストーリー
川辺市子(杉咲花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川の元に訪れたのは、市子を探しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、長谷川の目の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生…と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は市子が置いていったカバンの底から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。

作品タイトル:『市子』
出演:杉咲 花 若葉竜也 森永悠希 倉 悠貴 中田青渚 石川瑠華 大浦千佳 渡辺大知 宇野祥平 中村ゆり
監督:戸田彬弘
原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)
脚本:上村奈帆 戸田彬弘
音楽:茂野雅道
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ

公式サイト:https://happinet-phantom.com/ichiko-movie/
公式X:@movie_ichiko
コピーライト:(C)2023 映画「市子」製作委員会

12月8日(金)テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

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