ボンジュール、アン

2017-05-18
the photographer Eric Caro

エレノア・コッポラが自身の体験を基に描いた、長編実写作品監督・脚本デビュー作
カンヌ〜パリの思いがけない旅が“心にも美味しい”旅へ…

アン(ダイアン・レイン)は人生の岐路に立っている。長年連れ添った映画プロデューサーの夫(アレック・ボールドウィン)は、成功を収めているが妻には無頓着。ある日、夫の仕事仲間(アルノー・ヴィアール)と共に、カンヌからパリへ車で向かうことになる。ただの7時間のドライブのはずが、美しい景色、おいしい食事とワイン、ユーモアと機知に富んだ新たな発見の旅となり始める。

【introduction】
STAR CHANNEL MOVIES作品/トロント国際映画祭正式出品作品
仕事ばかりで家庭には無頓着な夫を持つ1人の女性が、子育ても落ち着きはじめ、人生の一区切りを迎えようとしていた頃、思いがけないパリへの旅を通して、自分自身を見つめ直し、人生の喜びや幸せを新たに発見することとなる――。人生に迷えるすべての大人へ一歩踏み出す勇気をくれるドラマがここに誕生した。
監督は、コッポラ家を陰で支えながらアーティストとしての輝かしいキャリアを持ち、2冊のノンフィクション本も執筆、そしてエミー賞を受賞した『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』をはじめ数十本のドキュメンタリー作品を制作しているエレノア・コッポラ。80歳にして本作が長編実写作品で監督&脚本デビュー作となる。
アン役には『運命の女』でアカデミー賞R主演女優賞にノミネートされ、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でも献身的に家族を支えるトランボの妻を見事に演じきったダイアン・レイン。その他、俳優のみならず監督・脚本家としてもフランスを中心に活躍しているアルノー・ヴィアール、舞台・映画・テレビと幅広く活躍する多才なアレック・ボールドウィンなどが脇を固める。

※<STAR CHANNEL MOVIESとは>
スターチャンネルは、BSハイビジョン3チャンネルおよびオンデマンドサービスで映画をお届けするプレミアム映画専門チャンネル。“STAR CHANNEL MOVIES”は“映画館でもスターチャンネルが厳選した良作を”をコンセプトにスターチャンネルが、映画本来の魅力、感動と興奮と涙と笑いがいっぱい詰まった良質の作品を世界中から厳選してお届けする映画のラインナップ。

7月7日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
公式サイト

キャスト

ダイアン・レイン(アン役)『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』『運命の女』『トスカーナの休日』
アルノー・ヴィアール(アンの夫の友人)『メトロで恋して』監督・脚本
アレック・ボールドウィン(アンの夫)『ブルージャスミン』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

スタッフ

監督・脚本エレノア・コッポラ
(原題:PARIS CAN WAIT)
2016年/アメリカ/92分/カラー/日本語字幕:戸田奈津子
宣伝:樂舎
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES

レビュー

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記憶に残る映画でした〜

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:ぶたおのお父さん2017-06-08

先日ジャパンプレミア試写にご招待いただき行ってきました。思ったよりもとても良い映画でした。フランス人の男性ってこういうところある!と共感できるところや、フランスの景色の映像が記憶に残る映画でした。お料理も美味しそうで、フランス料理を食べに行きたくなりました!ただ、原題のParis can waitのほうがタイトルが良いです。「ボンジュール、アン」というタイトルは良くないですし、フランス語の部分の字幕が全くついていなかったのですが、つけたほうが良いと思いました。以前も戸田奈津子さんの字幕翻訳で、フランス語字幕が全くついていない映画がありました。私はたまたまフランス語がわかるのでいいですが、フランス語が分からないとちょっとつらいかな、と思います。プレミア試写で監督と女優さんのトークショーがあったのですが、せっかく来てくださったのに席が半分ほどしか埋まってなく、申し訳なかったと思います。おそらく、タイトルから想像するとつまらない映画だと思われたのかもしれませんが、これはなかなか良かったです。また試写にご招待いただけたら、伺いたいと思います〜