婚約者の友人

2017-09-21
2015 MANDARIN PRODUCTION - X FILME - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU

愛する人の墓の前で泣いていた見知らぬ男。
彼の正体が明かされた時、新たな謎の扉が開く――。

1919年、戦争の傷跡に苦しむドイツ。婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナも、悲しみの日々を送っていた。
ある日、アンナがフランツの墓参りに行くと、見知らぬ男が花を手向けて泣いている。戦前にパリでフランツと知り合ったと語る彼の名はアドリアン。アンナとフランツの両親は彼とフランツの友情に感動し、心を癒される。だが、アンナがアドリアンに“婚約者の友人”以上の想いを抱いた時、アドリアンが自らの“正体”を告白する。しかしそれは、次々と現れる謎の幕開けに過ぎなかった──。

【introduction】
『8人の女たち』『スイミング・プール』のフランソワ・オゾン監督最新作
モノクロ×カラーの映像美が仕掛ける華麗なるミステリー

映画作家としての円熟期を迎えつつあるフランスの若き名匠フランソワ・オゾン監督。
最新作『婚約者の友人』はフランス国内で大ヒットを記録し、自身のフィルモグラフィーのなかでも最高傑作との呼び声が高い。オゾン監督は本作で初めてモノクロに挑戦。20世紀初頭のムードをモノクロで表しつつ、時折織り交ぜられるカラーの場面が映画の美しさを高め、謎を深めていく。
原案は、エルンスト・ルビッチ監督の『私の殺した男』。モノクロ×カラーの映像美が仕掛ける、頭脳と心を揺さぶる極上のミステリーがここに誕生した。

第73回ヴェネツィア国際映画祭正式出品 マルチェロ・マストロヤンニ賞受賞
第42回セザール賞 11部門ノミネート・撮影賞受賞


10月21日(土)シネスイッチ銀座 ほか全国順次公開
公式サイト

キャスト

ピエール・ニネ『イヴ・サンローラン』、パウラ・ベーア『ルートヴィヒ』

スタッフ

監督/脚本:フランソワ・オゾン 『彼は秘密の女ともだち』『スイミング・プール』『8人の女たち』
原案:『私の殺した男』エルンスト・ルビッチ
2016 年/フランス・ドイツ/仏語・独語/113分/シネマスコープ/モノクロ・カラー/5.1ch/原題: FRANTZ/日本語字幕:丸山垂穂
提供:KADOKAWA、ロングライド
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:ロングライド

レビュー

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