サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映で反響を呼び、映画会社NEONが争奪戦の末に米国配給権を獲得した『TOGETHER』が、『トゥギャザー』の邦題で2026年2月6日より公開されることが決定。メインビジュアルと特報予告が解禁された。
本作は、恐怖映画のサブジャンルであるボディ・ホラーの“身体の突然変異”と恋愛の“共依存”を融合させ、倦怠期に差しかかったカップルがたどる想像を絶する運命を描くホラー映画。
長年連れ添ってきたミュージシャン志望のティムと小学校教師のミリーは、住み慣れた都会を離れ、田舎の一軒家に移り住む。ところが森で道に迷い、不気味な地下洞窟で一夜を過ごした直後から、ふたりの穏やかな日常が暗転する。ティムは突然意識が混濁し、身体が勝手に暴走する奇妙な症状に悩まされ、気持ちがすれ違いがちだったミリーとの関係が危うく揺らぎ出す。やがて、その異変はミリーの身にも勃発。目に見えない磁力に引き寄せられるかのように互いを求め合うその想像を絶する現象は、ふたりが一緒に育んできた愛と人生すべてを侵蝕していくのだった…。
『パラサイト 半地下の家族』などカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作の北米配給権を6年連続で獲得したNEONが、全米大ヒットを記録したホラー映画『ロングレッグス』に続いて目を付けた本作。レビューサイト「ロッテントマト」では批評家スコア90％（2025年10月現在）の高評価を得ており、米レビューサイトでも「今年一番のホラー映画」「最高に楽しい」「忘れられない」「度が過ぎている」などの声が相次いでいる。
超自然的な身体の変異現象に見舞われた男女がシュールで皮肉な極限状況に陥ってしまう姿を描く映像世界は、予想のはるか斜め上を行くスリルとサプライズ、ブラックユーモアが満載。監督を務めたのは、NEONが本作で異例の大型契約を結び、すでにA24製作の次回作が決定しているオーストラリア出身の新人マイケル・シャンクス。
今回解禁されたメインビジュアルは、二つの目玉がくっつきそうなほど近距離にあるボディ・ホラー感満載のデザイン。さらに特報予告では、田舎町に越してきた主人公ティムとミリーのカップルが次々と不可解な現象に見舞われる様子が描かれる。本人たちも理由が分からないまま強力に“惹かれ合っていく”が、彼らの身に何が起きているのか。そして「これしか方法がないの！」と叫ぶミリーがチェーンソーを手にした理由とは。
ティムとミリーに扮するのは、『グランド・イリュージョン』、『愛はステロイド』のデイヴ・フランコと、『プロミシング・ヤング・ウーマン』のアリソン・ブリー。実生活で夫婦でもあるふたりは本作のプロデューサーにも名を連ねている。
『トゥギャザー』
出演：アリソン・ブリー デイヴ・フランコ
監督・脚本：マイケル・シャンクス
2025年｜豪・米｜英語｜101分｜カラー｜5.1ch｜ビスタ｜原題：TOGETHER｜PG12
字幕翻訳：小寺陽子
提供：木下グループ
配給：キノフィルムズ
(C) 2025 Project Foxtrot, LLC
together-movie.jp
2026年2月6日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他ロードショー