THE YELLOW MONKEYのボーカル、吉井和哉に密着したドキュメンタリー映画『みらいのうた』の予告編が公開された。

本作は、2022年から吉井に密着を開始。幼い頃に亡くした父の思い出、母と幼少期のエピソードについて、今も続いている旧友との交流も収められ、“吉井和哉”という人間と音楽のルーツを辿っていく。更に、病を告知されてから、2024年東京ドームで復活ライブまでの裏側が克明に記録され、葛藤や不安に向き合いながらも一歩ずつ前進していく姿が映し出されていく。
今回解禁となった予告編には、吉井が少年時代を過ごした静岡の海が映し出される。吉井のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICE(アーグ・ポリス)のボーカルEROとの出会いから始まった。当時10代だった吉井は、ベーシストとして加入。しかし、音楽性の違いなどからいつしかバンドは自然消滅。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW MONKEYを結成。EROは静岡に残り、地元で働きながらカントリーミュージックに目覚め、それぞれの音楽の道を歩みながらも、二人は交流を続けていた。しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れてしまう。
吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、「URGH POLICE時代の曲を、また一緒にやらないか?」と40年振りのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始。しかし、撮影開始から数ヶ月後、吉井が喉頭がんになっていることが発覚する。それでも吉井は、制作作業を続け、ひたすらリハーサルの日々を過ごしていたが、ある決断をする。そしてついに、スタッフ、ファンの祈りが集まった、東京ドームライブの“復活の日”を迎える。
ライブを終えた約3か月後、吉井は、EROとの約束を果たしに、静岡に帰郷する。URGH POLICE以来、40年振りのセッションへ準備を進めていくのだった。
『みらいのうた』
出演:吉井和哉、ERO
監督・撮影・編集:エリザベス宮地
ナレーション:小川未祐
プロデューサー:青木しん
共同プロデューサー:成瀬保則 仲安貴彦
製作:murmur TYMS PROJECT ハピネット・メディアマーケティング FM802 スペースシャワーTV ローソンエンタテインメント
製作幹事・配給:murmur
配給協力:ティ・ジョイ
(C)2025「みらいのうた」製作委員会
mirainouta-film.jp
2025年12月5日(金)全国公開
関連記事
■ THE YELLOW MONKEY 吉井和哉に密着したドキュメンタリー映画『みらいのうた』2025年冬公開決定