映画『トリツカレ男』ツイスト親分役・山本高広が歌う劇中歌の本編映像公開

映画『トリツカレ男』から、ミュージカルシーン第四弾として、ギャングのツイスト親分(CV:山本高広)が歌う劇中歌「That’s the bee’s knees!」の本編映像が届いた。

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いしいしんじによる原作小説を元に、ミュージカルアニメーションとして映画化された本作。何かに夢中になると、他のことは一切見えなくなってしまうことから、周囲に“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペの声を佐野晶哉(Aぇ! group)、ジュゼッペが恋に落ちるヒロイン・ペチカの声を上白石萌歌が担当。ジュゼッペの頼れる相棒、ジュゼッペとペチカの仲を取り持つために奔走するハツカネズミのシエロを演じたのは俳優・柿澤勇人。脇を固めるのは、山本(ツイスト親分)、川田紳司(サルサ親分)、水樹奈々(ペチカの母)、森川智之(タタン)という布陣になっている。

ジュゼッペとペチカが住む街のギャングのツイスト親分は、借金のかたとしてペチカから風船売りの場所代を取っている悪役でありながら、ツイストダンスを愛するという意外な一面も持つキャラクター。ウッドベースとドラムのビートが印象的なロックナンバーであるこの楽曲について、制作したatagi(Awesome City Club)は「こんなテイストは初めてですね!一番ダークさがあるロカビリー調の曲」と語っている。

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今回公開された映像は、アップテンポかつワイルドさとダークなテイストを併せ持つ音楽に乗せて、欲望にまみれたネオン街でド派手に登場するツイスト親分が、鋭い眼光を見せながら闊歩し、踊り、お金をばらまいていく…という怪しくきらびやかなシーン。

本作に登場する劇中歌は5曲。ギターリフから始まりフェスなど屋外が似合うよう制作された「ファンファーレ ~恋に浮かれて~」(佐野×上白石)、60年代後半~70年代初頭のブリティッシュロックの佇まいを感じさせる「ジュゼッペのテーマ」(佐野)など、変幻自在な楽曲を堪能できる。

SNS上でも「ツイスト親分のシーンが好きすぎる」、「ツイスト親分の曲かっこいい!」、「ツイスト親分が忘れられない、親分にトリツカレてしまっている!」、「山本高広さんめちゃくちゃ上手すぎないですか?!セリフも歌も最高!」との声が上がっている。そんなツイスト親分を演じた山本は「洋楽の、ロックな感じのツイストが効いている歌を、前半は少し怖い感じを残しつつ、歌も低めに歌って、後半ははっちゃけて歌いあげました」と語る。

ストーリー
ひとたび何かに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなってしまうジュゼッペは、街のみんなから“トリツカレ男”と呼ばれている。三段跳び、探偵、歌……ジュゼッペがとりつかれるものは誰も予想ができないものばかりだ。行き場のないネズミのシエロに話しかけるうちにネズミ語をマスターしたジュゼッペ。昆虫採集に夢中になっていると、公園で風船売りをしているペチカに一目惚れ。今度はペチカに夢中になった。勇気を出してペチカに話しかけたジュゼッペだったが、ペチカの心には悲しみがあった。大好きなペチカのため、相棒のシエロとともに、彼女が抱える心配事を、これまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していく。
ジュゼッペの夢中が、奇跡となってあなたに届く――

『トリツカレ男』
出演:佐野晶哉(Aぇ! group)、上白石萌歌、柿澤勇人、山本高広、川田紳司、水樹奈々、森川智之
原作:いしいしんじ『トリツカレ男』(新潮文庫刊)
監督:髙橋 渉
脚本:三浦直之
キャラクターデザイン:荒川眞嗣
音楽:atagi(Awesome City Club)
主題歌:Awesome City Club「ファンファーレ」
アニメーション制作:シンエイ動画
製作:2025映画「トリツカレ男」製作委員会
配給:バンダイナムコフィルムワークス
(C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025映画「トリツカレ男」製作委員会
http://toritsukareotoko-movie.com

全国公開中!

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