A24初の本格ファンタジー『OCHI! -オチ-』監督が明かす映画の原点とは?場面写真も到着

A24初の本格ファンタジーとなる映画『OCHI! -オチ-』で監督を務めたアイザイア・サクソンが、アイディアの起源について語るコメントが公開された。

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A24が新たにタッグを組んだのは、ビョークをはじめとする著名アーティストのミュージックビデオを手掛け、手作業へのこだわりと美学を築いてきた映像作家、アイザイア・サクソン。孤独な少女と森に棲むふしぎな生き物・オチが出会い、言葉を超えて心を通わせていく癒しの物語を、懐かしい温かさに包まれたファンタジーとして紡ぎだした。

主演は、『システム・クラッシャー』で主人公を演じたヘレナ・ツェンゲル。共演には、ウィレム・デフォー、エミリー・ワトソン、フィン・ウォルフハードと実力派が集結。

本作が長編デビューとなったアイザイア・サクソン監督は、彼が長年考え続けていた【子どもと異なる種の存在との出会いが、いかに人生を変える出来事になり得るか】をテーマに映画を作ることを決意。

物語のアイディアについてサクソン監督は、「このテーマについて、過去の名作映画たちがたくさんのインスピレーションを与えてくれました。現実的で、地に足の着いた感情的な繋がりを感じさせる物語といった点では、ケン・ローチ監督の『ケス』や『ワイルド・ブラック/少年の黒い馬』、そして“子どもの内面を映し出す鏡”として不思議な生き物が登場し夢のような感覚を味わえるという点では『E.T.』と『となりのトトロ』を参考にしました。また私が大好きな『もののけ姫』からも色濃く影響を受けています。人間中心の視点を超え、自然そのものの価値を尊重する姿勢を示す重要な指針となりました」と日本を代表するアニメ映画からの影響を明かしている。

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さらに主人公ユーリのキャラクター設定について、「私は、私たち人間が言語に頼ることに慣れすぎてしまったため、本能や感情的能力を失いかけているのではないかと常々考えているのです。だから私は、自分自身を表現する能力が失われたと感じている子供を主役にしたいと思いました。ユーリは自分の殻に閉じこもり、唯一のはけ口は絶叫系のブラック・メタル・ミュージックを聴くことです。そんな彼女が、ストレートで直感的で本能的な――何もかもが人間と正反対の生き物と出会ったとき、一体何が起こるだろう?オチのエネルギーがどんなふうにユーリの心を開いていくのだろう?と想像しながら物語を紡いでいきました」と語っている。

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今回公開された場面写真は8点。主人公ユーリ(ヘレナ・ツェンゲル)とその肩にちょこんと乗るオチの姿をはじめ、武装し行方不明となったユーリを探そうとする父・マキシム(ウィレム・デフォー)と兄・ペトロ(フィン・ウォルフハード)、娘の身を案じる羊飼いの母・ダーシャ(エミリー・ワトソン)、そしてユーリが出会う小さなオチとは雰囲気が異なるオチの母・マザーオチの姿が収められている。

尚、ムビチケオンライン券が本日2月13日より発売開始。

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ストーリー
霧に包まれた村の奥深い森には、大きな瞳と耳を持つふしぎな生き物〈オチ〉が棲み、人々は何世代にもわたり、その存在を恐れ遠ざけてきた。オチ狩りをする父に戸惑い心を閉ざす少女ユーリは、ある日怪我をした小さなオチを見つけ、密かに家に連れ帰り傷の手当てをする。伝承とは違う、オチの“本当の姿”を知ったユーリは、ひとりぼっちの幼いオチを家族の元へ返そうと決意し、家から飛び出し冒険の旅に出る――。

『OCHI! -オチ-』
出演:ヘレナ・ツェンゲル、フィン・ウォルフハード、エミリー・ワトソン、ウィレム・デフォー
監督・脚本:アイザイア・サクソン
原題:The Legend of Ochi/2025年/アメリカ、イギリス、ルーマニア、ハンガリー/英語/95分/カラー/字幕翻訳:杉山緑/G
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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4月3日(金)より全国公開

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