実写版『リロ&スティッチ』(6月6日公開)より、リロ役の日本版声優を務めた永尾柚乃が全編英語でインタビューに挑戦する特別映像が公開。併せて吹替版本編クリップも到着した。

地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いを描いたハートフル・ファンタジーを完全実写化した本作。少女リロと姉のナニは両親を亡くし2人きりで生活することになるが、ひとりでリロを育てようと奮闘するも若すぎるナニは失敗ばかり…。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に突然現れたのは、家族の愛を知らない暴れん坊のエイリアン、スティッチだった。予測不可能な彼の行動は平和な島に大混乱を巻き起こすが、その奇跡の出会いはやがて、希望を失いかけた姉妹を変えていくことに。
この度解禁された特別映像で永尾がインタビューした相手は、まさかの本物のスティッチ!緊張な面持ちで英語インタビューに挑戦した永尾が「Hi!」と語りかけると、スティッチがキラキラと目を輝かせ、手を振りながら大興奮の様子で「こんにちは柚乃!インタビューありがとう」と挨拶を返した。永尾が流ちょうな英語で自己紹介をする様子に、スティッチも思わず口をあんぐり開け「わお!スゴイね!!」と大喜び。「わたしのオハナ<家族>になってくれますか?」と聞くと、すかさず喜ぶ様子で「柚乃!オハナ!」と応え、「嬉しい!」「スティッチも嬉しい!」と互いに喜び合った。
日本に先駆けて公開された全米で大ヒットを迎えたことについて、永尾から「映画の大ヒットおめでとう!」と祝福されると、スティッチは「すごく頑張った!リロと映画に出れて嬉しい!柚乃ありがとう!日本でもたくさん観てもらいたい!スティッチも出てる!」と喜びを明かした。身振り手振りで一生懸命に言葉を伝えるモフモフなスティッチと永尾の微笑ましいやり取りを捉えた映像となっている。
さらに永尾は、リロ役を演じたマイア・ケアロハと、リロの姉・ナニ役を演じたシドニー・アグドンにも直撃インタビュー。互いの画面が映し出されると、マイアとシドニーが永尾へ「なんてかわいいの!」「完璧すぎる!」とコメントし、本編さながら姉妹のように仲睦まじい様子を見せた。
本編では、両親を亡くしたリロとナニの姉妹の絆が描かれる。18歳のナニは、リロの親代わりとなって一人で育てようと奮闘するが、若すぎる彼女は失敗ばかりで度々リロと衝突。ナニに注意ばかりされる幼いリロが“ナニのことは、お母さんとしてよりもお姉さんとしての方が好きだった”と言い放ち喧嘩になってしまったあと、二人が仲直りをして姉妹の絆を深める場面を特に好きなシーンとして挙げた永尾に対して、「あのセリフを好きでいてくれてありがとう。私も好きだった。すごく短いセリフだったけど、とても大切に話した」(マイア)、「ええ、あのセリフは刺さった」(シドニー)と共感した。
併せて解禁された吹替版本編クリップは、インタビュー内で永尾、マイア、シドニーがそろってお気に入りのシーンだと明かした、リロとナニが仲直りをするシーン。辛い言葉を突き付けられ一人頭を冷やすナニのもとに、仲直りをしようとやってきたリロ。「パパとここでキャンプしたことあるよね。マシュマロ焼いた」と思い出すリロに、「あれはキャンプじゃないよ、うちでシロアリを駆除してたの」と訂正するが、リロは「でも、キャンプだよ。楽しかった」と無邪気な様子で懐かしく振り返る。
亡くなった両親との思い出を懐古するうちに、だんだんと笑顔を取り戻していく二人。喧嘩の火種になった言葉を返すように、リロが「ねぇ、嫌いじゃないよ。ママみたいな時も好き」と伝えると、リロを優しく抱き寄せ頭にキスをするナニ。両親が亡くなり衝突することがあっても、二人で生きていこうと決めた確固たる“姉妹の絆”を映し出したシーンとなっている。