當真あみ主演『ストロベリームーン』にユースケ・サンタマリア、田中麗奈らが出演 スペシャル映像公開

當真あみの長編映画初主演作『ストロベリームーン』より、本日6月11日が今年の「ストロベリームーンの日」ということで、“ストロベリームーンの日限定”のスペシャル映像が公開された。さらに、ユースケ・サンタマリア、田中麗奈、池端杏慈、黒崎煌代、吉澤要人、伊藤健太郎、泉澤祐希、池津祥子、橋本じゅんの出演も発表となった。

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TikTokで話題となった芥川なお原作の純愛小説を、脚本・岡田惠和×監督・酒井麻衣のタッグで実写映画化する本作は、余命半年と宣告された桜井萌が、高校1年生の春、一生分の恋をする物語。主演の當真あみをはじめ、共演に齋藤潤、杉野遥亮、中条あやみが発表されていた。

今回発表された追加キャストは9名。當真演じる主人公・桜井萌の父で、娘の願いなら何でも叶えてやりたいと奮闘する桜井康介役には、ユースケ・サンタマリア。繊細さとユーモアを併せ持つ演技で、家族の絆と悲しみを丁寧に描き出す。また、萌をそっと優しく支える母・桜井美代子役には、田中麗奈。岡田惠和の脚本とユースケ&田中演じる夫婦が織りなす、ユーモア溢れる温かな家族像は本作の大きな見どころの1つ。

本作のオファーを受けた経緯について、ユースケは「(脚本の)岡田さんが今までにあまり見たことのない脚本を書いてくれて、一線を画した面白い話になっている。だから出たいと思った」と話し、田中も「(脚本を読んで)ボロ泣きだった。何度読んでも泣けてしまう」と岡田作品に出演できる喜びを語っている。(※ユースケと田中のコメント全文は、本記事下に掲載)

さらに、萌と親友となる高遠麗の高校時代を演じるのは、池端杏慈。透明感あふれる存在感で、萌のかけがえのない友情を体現する。(※池端のコメントは、本記事下に掲載)

そして、齋藤演じる日向と行動をともにする“フーヤン”こと親友・福山凛太郎には、黒崎煌代。明るくお調子者ながらも仲間想いな同級生役を等身大で演じる。

クラスの人気者でリーダー的存在の“カワケン”こと川村健二には、ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のリーダーとして活動する一方、俳優としても活躍する吉澤要人。フレッシュな魅力で、青春のまぶしさを体現する。

13年後のカワケン役には、伊藤健太郎。学生時代から続く友情や、時を経た絆の重みを自然体で表現し、物語の後半に深みを加える。

13年後のフーヤン役には、泉澤祐希。不変の友情と、人生の奥行きを丁寧に演じる。

また、麗の母で唐揚げ屋を営む高遠晴美役を演じるのは、池津祥子。麗と幼馴染の日向にも気を配る懐の深さを持った母親像を温かく演じている。

日向の父であり、妻を早くに亡くし男手ひとつで育てる佐藤修を演じるのは、橋本じゅん。骨太で情熱的な芝居で、父と息子の不器用な愛情を描く。

そして、今回解禁されたスペシャル映像は、「ストロベリームーンって知ってる?」と萌のまっすぐな問いかけから始まる。<好きな人と見ると永遠に結ばれる、恋を叶えてくれる月>という言い伝えにどこか照れたような笑みを浮かべながら、見上げるふたりの視線の先には、淡い赤みを帯びた美しい月。水面にもその光がやさしく映り込む。そして笑い合いながら寄り添うふたり。言葉にしなくても伝わる想いが、月明かりの下でそっと交差する。「あなたは、誰と見ますか――」
“ストロベリームーン”という特別な月に想いを重ねる、瑞々しくも切ない青春の一幕が、印象的に描かれる映像となっている。

映画『ストロベリームーン』は10月17日公開。

コメント全文

ユースケ・サンタマリア
「ストロベリームーン」なんてかわいいタイトルなのでしょうか?自分がこのタイトルに見合っているかどうかは、どうでも良くて…(笑)
ただただ愛情いっぱいの家族の一員になれるよう、昨年の一番暑い時期を毎日考えながら過ごしていました。
田中麗奈さんの強さに助けてもらいました。あみちゃん、潤くんをはじめみんなとっても素敵です。
皆さんの心からいつまでも消えない作品になれば…
最後に監督!!・・・好きです!!(笑)

田中麗奈
お話し頂いたときは大変嬉しかったです。
「ストロベリームーン」という題名から、すでに素敵な作品になる予感がしました。
余命半年という主人公に対して、ただ可哀想ということではなく、
彼女の「それならやりたい事をやろう!」と真っ直ぐピュアに前に向かって生きる姿に胸を掴まれました。
彼女を支える両親、友達の存在もしっかり描かれていて、作品の一部になれるということがとても幸せなことだと思います。
実際に主演の當真あみちゃんは主人公の萌と重なり可愛いらしく、
どこかほんわかしつつもしっかりと自分を持っているような、魅力的な女の子でした。
側にいるだけで私を母親にしてくれて、とても感謝しています。
主人公は高校生ですが、私と同世代の方も共感頂ける作品だと思います。
親子で映画館デートもお勧めです。
ストロベリームーンが沢山の方々に届きますように。

池端杏慈
この作品に携われたこと、本当に嬉しく思います。
今でも撮影のことをよく思い出すのですが、それくらい濃い時間を過ごせた撮影期間でした。
麗として生きた時間は本当に幸せで、キャスト、スタッフのみなさんにたくさん助けていただいたからこそ駆け抜けることができました。
同年代の方達とお芝居をする機会をいただけて、とても楽しかったです。それと同時に刺激を受け、自分ももっと頑張ろうという気持ちにさせてくれた撮影の日々でした。
人をまっすぐに愛する気持ちが溢れる作品になっていると思います。
ぜひ1人でも多くの方に観ていただきたいです!


ストーリー
桜井萌は、小さい頃から病弱で学校に通えず、友達もいないまま、毎日ひとり家の中で過ごす日々。そんな彼女の密かな夢は、自分の誕生日に、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという6月の満月「ストロベリームーン」を見ることだった。しかし15歳の冬、萌はついに自身の余命が残りわずかであることを宣告される。家族とともに悲しみに包まれた病院からの帰り道、萌は“運命の相手”を見つけ、高校に通うことを決意。そして入学式の日、初対面にも関わらず同じクラスの同級生・佐藤日向に突然の告白を決行する!萌の猛アプローチにより、人生初の<お付き合い>がスタート。初めて「恋人」という存在ができた二人は、少しずつお互いの距離を縮めていき、いよいよ萌の誕生日6月4日に「ストロベリームーン」を見に行く二人。しかし、その日を境に萌は学校から姿を消し、日向は萌と連絡が取れなくなる・・・。萌が消えた理由、そして13年後に届く秘密とは・・・?

『ストロベリームーン』
出演:當真あみ 齋藤 潤 杉野遥亮 中条あやみ 池端杏慈 黒崎煌代 吉澤要人 伊藤健太郎 泉澤祐希 池津祥子 橋本じゅん 田中麗奈 ユースケ・サンタマリア
原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)
脚本:岡田惠和
監督:酒井麻衣
配給:松竹
(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会
https://movies.shochiku.co.jp/stmoon-movie/

2025年10月17日(金)全国公開

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