池田エライザ主演の映画『リライト』(6月13日公開)より、“あの夏”の謎に迫るミステリPVが公開された。

数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本家・上田誠。両者が初タッグを組み、法条遥の「リライト」(ハヤカワ文庫)を「これを映画にしたい。やるなら松居大悟監督と」と上田が熱望し、〈タイムリープ×青春ミステリ〉として映像化。
この度、解禁となったミステリPVでは、美雪(池田)と、未来から来た転校生・保彦(阿達慶)との出会いから物語が幕を開ける。1冊の小説をめぐり、時を超えて複雑に絡み合う運命は、思わぬ展開を見せていく。
物語の鍵となるのは、美雪が執筆するはずだった1冊の小説。300年後の未来で、保彦が出会う小説を美雪が書くことで、時間のループが完成する。しかし、自身の作品と酷似する物語が存在することが発覚し、出版が危ぶまれる事態に。
映像の後半では、10年ぶりに再会した同級生たちの姿が映し出される。美雪は、大人になった彼らの言葉や表情の端々に違和感を覚える。「あいつ(保彦)と特別な思い出あんだろ」という同級生たちへの茂(倉悠貴)の鋭い問いかけに、美雪は言葉を失う。“あの夏”の記憶を、誰が<リライト>した…?疑念の先に、美雪がたどり着く真実とは。
主人公の美雪を演じる池田をはじめ、橋本愛、久保田紗友、倉悠貴、前田旺志郎ら若手実力派俳優が集結。高校時代と10年後の大人時代を鮮やかに演じ分ける姿に注目してほしい。
ストーリー
高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。保彦と秘密を共有する美雪。やがて二人は恋に落ちた。そして、7月21日、運命が大きく動く。保彦からもらった薬で、美雪は10年後にタイムリープする。未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。……絶対書ける。」と告げる。それは保彦が未来で出会う小説―タイムリープから戻った美雪は、未来へ帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし―。
10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけた保彦との“自分だけの物語”を手に帰省する。
しかし運命の日、いくら待っても10年前の美雪は来なかった。なぜ来ない!?
現在、過去、そして未来、時を翔けめぐり「リライト」される運命の行方は?
6月13日(金)全国公開