當真あみが主演を務める映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』の場面写真が公開された。あわせて、作品をいち早く鑑賞した原作者の芥川なおと、脚本の岡田惠和からのコメントも到着。

芥川なお原作のベストセラー純愛小説を、『余命10年』や『いま、会いにゆきます』を手掛けた脚本家・岡田惠和と、「美しい彼」シリーズの酒井麻衣監督が実写映画化。主演の當真を筆頭に、共演に齋藤潤、杉野遥亮、中条あやみ、田中麗奈、ユースケ・サンタマリアらが出演。
この度公開されたのは、湖を前に手を取り合う様子や相合傘で見つめ合う姿など、桜井萌(當真)と佐藤日向(齊藤)をはじめとした計9点の場面写真。

2人のピュアな魅力が溢れた恋愛に加え、たった1人の親友として真剣に萌に接する高遠麗(池端杏慈)、日向の陽気な友人として、2人の恋を後押しするフーヤン(黒崎煌代)とカワケン(吉澤要人)、娘の人生を誰よりも温かく支え続ける父・康介(ユースケ・サンタマリア)と母・美代子(田中)が笑顔を見せる姿なども映し出されている。加えて、13年後の世界でも、変わらない仲の良さを感じさせる幼馴染の日向(杉野)と麗(中条)の姿も。


残り半年の余命となった中でも明るく懸命に生き抜く萌と、そんな彼女の人生を愛情深く支える登場人物たちの“他の何にも変えられない思い出の数々”が凝縮された場面写真となっている。

本作を鑑賞した原作の芥川は、「鑑賞後余韻で立てなかったほど、心を揺さぶられました。良い本というのは何回でも読みたくなると言われますが、良い映画も同じように何度でも観たくなるんだなと。この作品もまさにその1本だと確信しています」とコメント。
また脚本の岡田は、「つらくて悲しい涙ではなく、気持ちのいい涙が流れるはずなので、ヒロインたちと同世代の子どもたちから親の世代まで楽しんでいただきたい」と語った。
芥川、岡田のコメント全文は以下の通り。
芥川なお コメント全文
鑑賞後余韻で立てなかったほど、心を揺さぶられました。良い本というのは何回でも読みたくなると言われますが、良い映画も同じように何度でも観たくなるんだなと。この作品もまさにその1本だと確信しています。
脚本の岡田さんと監督の酒井さんと俳優のみなさんが創り上げる三角形がこんなふうにも大きな正三角形を形成すると、これだけ素晴らしい映画になるんだと知り、本当に感謝しかありません。
岡田惠和 コメント全文
小説で描かれているのは、圧倒的なピュアネス。そこは僕も真剣に向き合わないといけないと感じました。読者の方々に喜んでもらうために、この良さをどう生かすべきか。
この作品は恋愛を超えた人間ドラマでもあるので、そこは映画でも原作でも同じだと僕も思っています。つらくて悲しい涙ではなく、気持ちのいい涙が流れるはずなので、ヒロインたちと同世代の子どもたちから親の世代まで楽しんでいただきたいです。




ストーリー
子どもの頃から病弱で、家の中だけで過ごしてきた桜井萌。15歳の冬、余命半年と医師から宣告される。家族が悲しみに暮れるなか、高校に通うことを決意した萌は、同じクラスの佐藤日向に突然告白。恋人同士となって少しずつ距離を縮めていく2人は、萌の誕生日に“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”という満月「ストロベリームーン」を見に行く夢を叶える。しかしその日を境に、萌は音信不通となってしまう。萌が消えた理由とは。そして13年後に明かされる、萌の思いとは……。
『ストロベリームーン 余命半年の恋』
出演:當真あみ 齋藤 潤 杉野遥亮 中条あやみ 池端杏慈 黒崎煌代 吉澤要人 伊藤健太郎 泉澤祐希 池津祥子 橋本じゅん 田中麗奈 ユースケ・サンタマリア
原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)
監督:酒井麻衣
脚本:岡田惠和
音楽:富貴晴美
主題歌:ORANGE RANGE「トワノヒカリ」(Sony Music Labels Inc.)
配給:松竹
(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会
https://movies.shochiku.co.jp/stmoon-movie/
2025年10月17日(金)全国公開
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