「2025中国ドキュメンタリー映画祭In Japan」予告編&場面写真が一挙解禁

「2025中国ドキュメンタリー映画祭In Japan」(11月7日~11月20日まで角川シネマ有楽町にて開催)の予告編映像と、上映作品の本編写真が一挙公開された。

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2024年にミニシアターでの公開ながらもヒットしたドキュメンタリー映画『再会長江』を手掛けた、竹内亮監督率いるワノユメ配給にて開催される本映画祭では、中国で多数の映画賞を受賞した選りすぐりのドキュメンタリー作品5本が上映される。さらに映画祭アンバサダーにMEGUMIを迎え、中国ドキュメンタリー映画祭としてアジアでは初開催される。

本映画祭では、竹内監督自身の新作で中国残留孤児を描いたドキュメンタリー映画『名無しの子』をはじめ、貧しい家庭に生まれ毎日ケンカばかりの問題児たちが、元野球中国代表監督のもとで野球を通して協調を学び成長していく『出稼ぎ野球少年』、武漢の路上で14年間屋台を営み、障害のある息子の医療費を支える70歳の王爺さんと、職務と人情の間で葛藤する胡隊長の想いを描く『武漢の嵐』、香港映画界が生み出した数々のアクション作品を支えたスタントマンと、彼らが活躍した年代を振り返る『カンフースタントマン』、親世代の結婚観との違いに悩みながらも、「結婚はオプション。幸せはマスト」と自らの道を歩む北京のエリート女性たちの生き様を描く『北京女子婚活戦争』といったバラエティに富んだ5本が勢揃い。「ありのままの中国」が見られる映画祭となっている。

上映作品一覧

■ 日中合作『名無しの子』
監督:竹内亮
(2025年製作/110分/中国/原題:『无名之子』)
(C)『中国ドキュメンタリー映画祭In Japan』組織委員会/ワノユメ

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1945年、第二次世界大戦末期の中国・旧満州。
当時そこには、日本の国策によって移住した約150万人の日本人庶民が暮らしていた。だが、終戦直前、日本軍は彼らを見捨てて撤退。戦火の中、数多くの女性や高齢者が命を落とし、数千人の幼い子供たちが親と離れ離れになった。彼らは国籍を失い、孤児となり、“名無しの子”となった――。
あれから80年、答えのない問いを胸に秘めて生きてきた彼らは言う。
「私たちの戦争は、まだ終わっていない。」

■ 『カンフースタントマン』
監督:魏君子(ウェイ・ジュンツー)
(2021年製作/92分/中国/原題:⻰虎武师)
(C)『中国ドキュメンタリー映画祭In Japan』組織委員会/ACME Image(BeiJing) Film Cultural Co.,Ltd

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香港映画界が生み出した数々のアクション作品を支えたスタントマンと、彼らが活躍した年代を振り返るドキュメンタリー。1970年代から90年代にかけて、数多くのアクション映画を生み出し、世界中に大きな影響を与えた香港映画。膨大な作品群を支えたのは、危険なシーンにも命を顧みず、華麗かつ危険なアクションの代役を務めた武師(スタントマン)たちの存在があった。サモ・ハン、ブルース・リャン、ユエン・ウーピン、ドニー・イェン、ツイ・ハーク、エリック・ツァン、アンドリュー・ラウら香港映画人や実際に活躍した武師たちの証言。さらに映画の本編シーンや貴重なメイキングなど膨大なアーカイブ映像を交えて、香港映画界のスタントやアクションの歴史をひも解き、世界最高峰のアクションを生み出すことができた香港映画の光と影に迫っていく。

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北京国際映画祭 第29回大学生映画祭「ドキュメンタリー・アニメーション・戯曲」優秀作品賞
第7回シルクロード国際映画祭「特別推薦作品」部門入選
第18回中国(広州)国際ドキュメンタリー映画祭「金紅棉」国際ドキュメンタリー優秀作品部門 優秀長編ドキュメンタリー賞

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■ 『出稼ぎ野球少年』
監督:許慧晶(シュ・フイジン)
(2020年製作/108分/中国/原題:棒!少年)
(C)『中国ドキュメンタリー映画祭In Japan』組織委員会/IQIYI

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経済的に貧しい家庭に生まれた子どもたち。未来が見えない彼らの前に、元野球中国代表の孫監督が現れた。彼は自らの家を売り払い、北京にグラウンドと宿舎をつくり、少年たちを迎え入れ、チーム「強棒」を結成した。毎日ケンカばかりの問題児たちが、野球を通して協調を学び、成長していく。やがてチームはアメリカ遠征を果たすほどに力をつけるが、資金は底をつき始める。果たして、少年たちの運命は…。

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第34回中国電影金鶏賞 最優秀科学教育映画賞 ノミネート
第14回FIRST青年映画祭 コンペティション部門 最優秀長編ドキュメンタリー賞
第18回中国(広州)国際ドキュメンタリー映画祭「金紅棉」国際ドキュメンタリー優秀作品部門
優秀長編ドキュメンタリー賞 ノミネート

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■ 『武漢の嵐』
監督:陳為軍(チェン・ウェイジュン)
(2019年製作/103分/中国/原題:城市梦)
(C)『中国ドキュメンタリー映画祭In Japan』組織委員会/Sage Culture Media Co., Ltd.

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70歳の王爺さんは、武漢の路上で14年間屋台を営み、障害のある息子の医療費と孫娘の学費を支えてきた。しかし、都市計画により路上販売が禁止に。都市管理官の胡隊長は法令に基づき違法屋台の撤去を進めるが、王爺さんは道路に寝転がるなど激しく抵抗する。職務と人情の間で葛藤する胡隊長の想いと王爺さんの必死の訴えが交錯し、やがて予想外の結末を迎える。

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2019年TIFF 正式出品作品/2019年NYD映画祭 審査員大賞/2019年トロント映画祭 正式出品作品
2020 ブラジル映画祭 正式出品作品/2020スペイン映画祭 正式出品作品/2020ロシア映画祭 正式出品作品

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■ 『北京女子婚活戦争』
監督:董雪瑩(ドン・シュエイン)
(2021年製作/97分/中国/原題:炼爱)
(C)『中国ドキュメンタリー映画祭In Japan』組織委員会/United Entertainment Partners

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中国の婚活市場で今、「三高」の女性が敬遠される傾向にある。「三高」とは、〈高学歴・高収入・高年齢〉を指す。外資系企業の部長で年収1500万円の李さん(32歳)は、お見合いパーティで「『三高』は職場では評価されるのに、婚活市場では敬遠されてしまう」と憤る。IT企業経営者で年収1億円の王さん(35歳)は、「男性は私の成功を恐れる」と嘆く。2024年には大学新入生の男女比率が男性39%対女性61%となり、「三高」女性の予備軍がさらに増加する見込みだ。親世代の結婚観との違いに悩みながらも、「結婚はオプション。幸せはマスト」と自らの道を歩む北京のエリート女性たちの生き様を描く。

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第35回中国映画金鶏賞 最優秀ドキュメンタリー作品ノミネート/第24回上海国際映画祭 正式出品作品
第11回北京国際映画祭 正式出品作品/英国華語映画祭 影響力賞/第2回西湖ドキュメンタリー大会 優秀提案賞
山一国際女性映画祭「走る怪物」特別賞/Shape of Life International Film Festival 最優秀監督賞

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「2025中国ドキュメンタリー映画祭In Japan」
11月7日(金)~11月20日(木)開催

会場:角川シネマ有楽町
主催:株式会社ワノユメ
協力:中国ドキュメンタリー番組網
配給:ワノユメ
https://www.wanoyume.com/jp/china-documentaryfilm-festival
(C)2025『中国ドキュメンタリー映画祭In Japan』組織委員会

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