韓国映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』より、緊張が走る少女たちの舞台裏と鮮やかな韓国舞踊の演舞を映す、本編映像が公開された。

ソウルの芸術団を舞台に、“母を失くした女子高生”と“完璧主義の先生”の共同生活による心の交流を描いた本作は、韓国映画で初めて、第74回ベルリン国際映画祭「Generation Kplus」部門の最優秀作品賞にあたる〈クリスタル・ベア賞〉を受賞。監督を務めたのは、ドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」や「私が死ぬ一週間前」などで知られるキム・ヘヨン監督。本作が長編監督デビュー作となり、2025年青龍映画賞で新人監督賞を受賞した。

どんな時でもポジティブな主人公イニョンを演じたのは、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(20)や『犬どろぼう完全計画』(14)のイ・レ。そして、“魔女”と呼ばれる完璧主義かつ冷徹な先生「ソラ」役には、『毒戦 BELIEVER』(17)のチン・ソヨン。さらに、イニョンを陰ながら支える町の薬局で働く薬剤師「ドンウク」には、ドラマ「私の解放日誌」や映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』(22)のソン・ソック。また、イニョンを敵対視している芸術団のエース「ナリ」にチョン・スビン。イニョンの唯一の友人「ドユン」にイ・ジョンハが出演。

公開された映像には、舞台裏で出番を待つ芸術団の少女たちの様子が収められている。
“魔女”と恐れられる監督のソラ(チン・ソヨン)が、「本番まで、あと1分」と静かに告げると、華やかな衣装をまとい整列する少女たちの表情には緊張が走る。その中で、ひとり本番用の靴を忘れ、履きつぶされた練習用の靴で臨むイニョン(イ・レ)。ソラはイニョンの足元のわずかな落ち着きのなさに気づき鋭い視線を向けるも、言葉をかけることはない。
張り詰めた空気の中、「開演時間です」という声を合図に、ソラが冷たい表情のまま手を打ち鳴らす。その音に背中を押されるように、一斉に舞台へと駆け出していく少女たち。会場は大きな拍手に包まれ、ライトに照らされたステージで韓国舞踊<六鼓舞>の演舞が幕を開ける。そして、並び立つ太鼓を力強く打ち鳴らすパフォーマンスが鮮やかに映し出され、映像は締めくくられる。
芸術団を指揮する完璧主義のソラ。一方、たとえボロボロの靴であっても、ひたむきに、そして楽しそうに舞い踊るイニョン。静と動の正反対な二人が互いに影響を与え合い、少しずつ変化していく姿が、本作最大の見どころだ。
ソラを演じたチン・ソヨンについて、キム・ヘヨン監督は「チン・ソヨンさんは冷たさと温かさが共存するイメージを持っています。ソラというキャラクターに起こる変化を体現できる俳優だと思いました」と厚い信頼を寄せる。
一方、イニョンを演じたイ・レは、自身の役柄について「彼女が輝いているのは『ダンスが大好きだから』です。何かに打ち込む姿があったからこそ、ポジティブな魅力がより光を放ったのではないでしょうか」と、そのポジティブさの源泉を明かしている。
『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』は、4月10日より公開。
『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』
出演:イ・レ、チン・ソヨン、チョン・スビン、イ・ジョンハ、ソン・ソック
監督:キム・へヨン
2023年/韓国/カラー/スコープ/5.1ch/原題:괜찮아 괜찮아 괜찮아!/英題:IT’S OKAY!/102分/字幕翻訳:根本理恵
提供:KDDI
配給:日活/KDDI
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@daijoubu_eiga
4月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開