10年に1本と言われた脚本に日本映画界屈指の俳優陣が集結、映画『赤い雪 Red Snow』ポスタービジュアル&場面写真解禁

赤い雪 Red Snowあの雪の日、記憶からも現実からも弟は消えた――――10年に1本と言われた脚本に日本映画界屈指の俳優陣が集結。ミステリー・ サスペンス映画『赤い雪 Red Snow』は2月1日(金)より全国順次公開となる。

大ヒット映画『64‐ロクヨン‐』のプロデューサーの一人である浅野博貴が豪華共演者をキャスティングした本作。永瀬正敏・菜 葉 菜のW主演に加え、井浦新・夏川結衣・佐藤浩市という日本映画界が誇る錚々たる豪華出演者が普段見ることのできない役柄で本作に出演する。この度、本作のポスタービジュアル&場面写真が解禁された。

“人の記憶はこんなにも曖昧で、残酷なものなのか”
人は、強烈な体験の呵責、苦痛により、その間の記憶をすべて喪失することがある。 犯罪者がやっていないと本気で思い込むことで、本当の記憶そのものを失ってしまう事もあると言う。 また、一種の催眠作用で大昔の忘れていた事があるキーワードで呼び覚まされたり、あるいはそのキーワードによって現在の記憶が空白になる事もある。人間を過去から未来へ繋ぐものが記憶だとしたら、 その記憶とは実に曖昧であり、人生もまた曖昧といえる。
この作品は、雪の降る過去に同じ場所で同じものを目撃した人間達が、再び出会う事からはじまる。それぞれの「記憶」が氷解した先に見えるものとはなんなのか。私たちは、見たいものだけを見、記憶したいものだけを記憶し、時に黒を白に塗り替えている。 曖昧な記憶の裏側に、現代日本の抱える問題が見え隠れする壮大な人間ドラマが誕生した。

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記憶の拠り所だったはずの証言を、 容疑者の完全黙秘で失った「被害者の弟」と「容疑者の娘」の物語。人間の「記憶」というものの曖昧さ、 そしてそんな「記憶」によってしか生きていることを実感できない人間の儚さ・残酷さを、 日本の美しい原風景・雪景色に重ね合わせて、観る者の心に突き刺さる映画になっている。

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ストーリー
ある雪の日、一人の少年が忽然と姿を消した。少年を見失った兄・白川一希(永瀬正敏)は、自分のせいで弟を見失ったと思いこみ、心に深い傷を負う。少年誘拐の容疑者と疑われた女の周りでは次々と怪しい殺人事件が起こるが、真実は闇へと落ちていった。30年後。
事件の真相を追う記者・木立省吾(井浦新)が容疑者と疑われた女の一人娘・江頭小百合(菜 葉 菜)を見つけ出したことにより、「被害者の兄」と「容疑者の娘」の運命の歯車が大きく動き始める。一つの事件で深い傷を負った人間の、曖昧な記憶を辿る葛藤の中に垣間見えた真実は、それぞれの運命を予想もしない結末へと導いていく。
それぞれの記憶が氷解した先に見えたものは何か。全てを信じてはいけない。

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作品タイトル:『赤い雪 Red Snow』
出演:永瀬正敏 菜 葉 菜 井浦新 夏川結衣 佐藤浩市
脚本 監督:甲斐さやか
プロデューサー:浅野博貴
上映時間:106分
日本公開:テアトル新宿 他
制作:T-ARTIST
制作協力:ROBOT
制作プロダクション:トライアムズ
配給:アークエンタテインメント株式会社

公式サイト:https://akaiyuki.jp/
コピーライト:(c)「赤い雪」製作委員会

2019年2月1日(金)テアトル新宿ほか全国順次公開!

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