世界の終わりで死体を弔う男が謎めいた女に出会う―SFファンタジー映画『孤独なふりした世界で』予告編&場面写真解禁

孤独なふりした世界で大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズで第70回エミー賞助演男優賞に輝いたピーター・ディンクレイジと、『ネオン・デーモン』、『パーティで女の子に話しかけるには』等話題作に出演する若手演技派女優エル・ファニングの最新作『孤独なふりした世界で』が、この度HTC渋谷&シネ・リーブル梅田にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2019」で上映されることが決定した。

他人と関わる事が嫌いな「孤独を愛する男」と、誰かと一緒にいたい「孤独を嫌う女」。互いに違った“孤独”を抱える男と女が終末世界で出会うSFファンタジー。監督は、カナダ文学界の巨匠マーガレット・アトウッドのディストピア小説をドラマ化し、第69回エミー賞作品賞他5部門を受賞したドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の女性監督リード・モラーノ。撮影監督として活躍してきた彼女は、2人のシングルマザーが犯罪に手を染めていくストーリーが各国で波乱を呼んだ『フローズン・リバー』、マイケル・ダグラス&ダイアン・キートン出演の『最高の人生のつくり方』等で撮影を務め、オリヴィア・ワイルド主演のサスペンス『ミッシング・サン』で長編監督デビュー。本作は彼女の長編映画2作目であり、第34回サンダンス映画祭で審査員賞を受賞した注目作でもある。「これまで描かれてきた世紀末もののどれとも異なっている点を楽しんで欲しい」と話すモラノ監督のコメント通り、本作は自分以外の人間を探さない、世界の終わりを何とかしようともしない、拗らせた男のお一人様な日々が序盤から展開されるユニークな作品で、新たなSFファンタジーといえる。

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主演のピーター・ディンクレイジは本作のプロデューサーも務め、孤独を愛する男の日々に入っていこうとする風変わりな少女にエル・ファニングを起用。映画ではふたりのいびつで一筋縄ではいかない男と女の関係性を楽しめる。他キャストには、ポール・ジアマッティ、シャルロット・ゲンズブールらが脇を固める。この度、本作の予告編と場面写真が解禁された。

予告編では、ピーター・ディンクレイジ演じるデルが、人類が消えて誰もいなくなった地球のある街で、死体を弔い続ける様子が映し出される。家1軒1軒を回り、埋葬し、作業が終わった家には地図で「×」の印をつける…その様子は、あたかも地球が普通だった時と変わらない、普通の日常にすら見える、独特な世界観を漂わせている。デルの前に突然現れる謎の女グレースを演じるエル・ファニングは、どこか病的で頭には包帯を巻き、首には大きな傷跡も。なぜ、人類は消えてしまったのか、グレースの正体は何か、2人はどうなっていくのか…様々な謎に包まれた本作にご注目頂きたい。

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ストーリー
きっとこの世界で、ふたりだけ。

デル(ピーター・ディンクレイジ)は、この地球上で一人だけ。人類がすべて死に、誰もいなくなった町で、死体を弔い、空き家を整理しながら回るデル。小さいけれど自分だけの楽園を細々と作り上げる事に喜びを感じていた。何もないこの世界が気に入っていたデルは地球が“普通”だった時から、ひとりが好きだった。だがデルの平穏な日常は、風変わりな女の子グレース(エル・ファニング)の介入によって、掻きまわされていく…もう一人の生存者であるグレースは、どこから来て、どうして生きているのか。自分以外に生きている人がいた事に歓喜するグレースは、デルの世界に入ってこようとする。拒絶するデル。だけど彼女はいう、“ここにいさせて”、と。

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作品タイトル:『孤独なふりした世界で』
出演:ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ エル・ファニング『パーティで女の子に話しかけるには』
ポール・ジアマッティ『ラブ&マーシー終わらないメロディー』、シャルロット・ゲンズブール『ニンフォマニアックVol.1、Vol.2』
監督:リード・モラーノ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
2018|アメリカ
配給:ツイン

HTC渋谷&シネ・リーブル梅田「未体験ゾーンの映画たち2019」にて上映!

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