映画『あなたはまだ帰ってこない』夫を捕まえたゲシュタポと主人公マルグリットが遭遇する本編映像解禁―2/22(金)順次公開

あなたはまだ帰ってこない
フランス文学界を代表する女流作家マルグリット・デュラスが、ナチス占領下のパリで捕虜となった夫の帰還を待ち続けた自身の苦しみの日々をつづった小説「苦悩」を映画化。映画『あなたはまだ帰ってこない』は、2月22日よりBunkamura ル・シネマ他にて全国順次公開となる。

ナチス占領下のパリでは、身を持ってナチスと戦う男達と同様に、レジスタンス活動で捕まった家族や夫の消息を求め、どんな手段を使ってでも情報を得ようとする女性たちの戦いが静かに起こっていた。マルグリットも夫を逮捕したゲシュタポの手先ラビエが作家としての自分に興味を持っていると知ると、それが唯一の望みとなり、彼との密会を重ねていく。
この度、ゲシュタポの手先ラビエを演じるブノワ・マジメルとマルグリット役のメラニー・ティエリーが初めて出会う本編映像が解禁された。ゲシュタポから暴力を受ける女性、ひたすら家族の安否情報を必死に探る女性たちと同様、マルグリットとゲシュタポとの駆け引きの始まりを捉えている。

マルグリットはゲシュタポの手先から夫の消息を得ることができるのか。戦争が終わってもすべての捕虜が戻ることなく、女性たちの苦しみと戦いは、ただ待つことしかできない時間へと続いていく。作家マルグリットが生きたナチス占領下、そして戦後のパリがスクリーンに描かれる本作をぜひ劇場で。

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ストーリー
1944年、ナチス占領下のフランス。若く優秀な作家マルグリット(メラニー・ティエリー)は、夫のロベール・アンテルム(エマニュエル・ブルデュー)とともにレジスタンス運動のメンバーとして活動していた。ある日、夫がゲシュタポに逮捕される。マルグリットは夫を取り戻すためにゲシュタポの手先のラビエ(ブノワ・マジメル)の力を借り、恐ろしい危険に身を投じることを決意する。愛する夫の長く耐えがたい不在はパリの解放後も続き、心も体もぼろぼろになりながら夫の帰りを待つマルグリットだったが…。フランスの小説家マルグリット・デュラスの若き日の、愛と苦悩を綴った原作を基に描く壮大な愛の物語――。

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作品タイトル:『あなたはまだ帰ってこない』
出演: メラニー・ティエリー『ザ・ダンサー』『海の上のピアニスト』、ブノワ・マジメル『ピアニスト』、バンジャマン・ビオレ『パーソナル・ショッパー』
グレゴワール・ルプランス=ランゲ『キリマンジャロの雪』、エマニュエル・ブルデュー
監督・脚本: エマニュエル・フィンケル
原作:マルグリット・デュラス「苦悩」
原題:La Douleur
2017年/フランス・ベルギー・スイス/フランス語/126分/ビスタ
配給:ハーク

公式サイト:hark3.com/anatawamada/
コピーライト:(C)2017 LES FILMS DU POISSON – CINEFRANCE – FRANCE 3 CINEMA – VERSUS PRODUCTION – NEED PRODUCTIONS

2月22日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開!

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