伝説の喜劇俳優・柳澤愼一×高橋長英W主演“超シニア世代の青春寓話”映画『兄消える』キービジュアル解禁!5/25(土)公開

兄消える往年の名作『八月の鯨』を彷彿させる“超シニア世代の青春寓話”が誕生。信州上田を舞台に、40年ぶりに再会した対照的な老兄弟の絆を、ほろ苦い笑いと共に瑞々しく描いた“青春寓話”『兄消える』は5月25日(土)全国公開となる。

兄、金之助を演じるのは、軽妙洒脱な演技で人気を博し、「本作を遺作にしたい」という思いで撮影に臨んだ戦後昭和を代表する伝説の喜劇俳優、柳澤愼一(86歳)。弟、鉄男役には、俳優座養成所出身で、舞台や映画で活躍する名優、高橋長英(76歳)。監督は、文学座の演出家で、日本を代表する演劇界の重鎮、西川信廣(映画初監督/1949年生/日本劇団協議会会長、日本演出家協会理事)。そして、第40回川端康成文学賞、第38回野間文芸新人賞受賞作家で、『俳優・亀岡拓次』が映画化されたことも記憶に新しい戌井昭人が、西川の自伝的エピソードをモチーフにオリジナル脚本を書き下ろし。かつてリリアン・ギッシュ、ベティ・デイヴィスが姉妹を演じた名作『八月の鯨』(‘87)を彷彿させる、心にしみる人生賛歌が誕生した。本作は5月17日(金)より、ロケ地である上田にて先行上映の後、5月25日(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開となる。

柳澤愼一さん コメント

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生まれてくる時や皆ハダカ
演技も勿論無垢無色。
せめて人生の最終公演は、
発声・形相、手を替え品を替え、
芝居の残滓(ざんえい) 洗い浚(ざら)い、
カメラの前で晒け出す。
軽挙妄動、ご寛恕(かんじょ)を。
椎間板ヘルニアで
曲がらぬ腰を枉(ま)げて曲げて
お頼みします。

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ストーリー
町工場を細々と続け、100歳で亡くなった父親の葬式を終えたばかりの76歳の真面目な独身、鉄男のもとに、40年前に家を飛び出した80歳の兄・金之助がワケありの若い女、樹里を連れて突然舞い戻ってきた。その日以来、奇妙な共同生活を始める3人。やがて金之助の過去や樹里の素性が明らかとなる中、兄と弟それぞれの胸中に静かな確執とともに「故郷」や「家族」への重いが蘇っていく――。

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作品タイトル:『兄消える』
出演:柳澤愼一・高橋長英
土屋貴子/ 金内喜久夫 たかお鷹 原康義 坂口芳貞/ 新橋耐子
雪村いづみ(特別出演) 江守徹(特別出演)
監督:西川信廣
脚本:戌井昭人
音楽:池辺晋一郎
企画・製作:新田博邦
エグゼクティブ・プロデューサー:井上元文
撮影監督・編集:小美野昌史
助監督:平波亘
照明:淡路俊之
美術:橋本千春
仕上げ:荷田一隆
整音:松本能紀
音効:藤田昌
衣装:深野明美
メイク:渡辺祐子
スチール:谷川真紀子
協力プロデューサー:増田徳也
AP:春山智
協力:上田市
特別協力:文学座
企画・制作:ミューズ・プランニング
製作:「兄消える」製作委員会
2019/日本/カラー/5.1ch /シネスコ/104分
配給:エレファントハウス、ミューズ・プランニン

コピーライト:(c)「兄消える」製作委員会

2019年5月下旬よりユーロスペースほか全国順次公開!!

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