『あの日のオルガン』戸田恵梨香&大原櫻子が実在した保母たちの力強い想いを繋ぐ本ポスタービジュアル解禁!2/22(金)公開

あの日のオルガン太平洋戦争末期、日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く、映画『あの日のオルガン』は2019年2月22日(金)に公開となる。本作は、親元から遠く離れた荒れ寺へ、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、幾多の困難を乗り越え、託されたいのちを守りぬこうとするヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語だ。

主役の保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役には、戸田恵梨香。そしてもう一人の主役であり、天真爛漫で音楽好きの保母、野々宮光枝役には、大原櫻子。ダブル主演の戸田と大原は本作が初共演となる。戸田、大原に加え、保母役を演じるのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵といった、全員がこれからの活躍が期待される女優たち。また、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功ら日本を代表する俳優たちが脇を固める。
メガホンをとるのは『ひまわりと子犬の7日間』の監督であり、長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。さらに、日本アカデミー賞での受賞経験を多数持つ日本映画界を代表する豪華スタッフが本作を支える。この度本作のポスタービジュアルが解禁された。

青空が広がる中、園児たちと共に保母や村の人らが、オルガンを運びながら楽しそうに皆で仲良く野道を歩く。そんな戦争とは程遠い平和な一場面が切り取られている本ビジュアル。「53人の子どもの笑顔を守る。それが、わたしたちの使命だった。」というキャッチコピーから、多くの困難が待ち受けていようとも、必ずや使命を果たそうと奮闘した保母たちの力強い意志が時代を経ても感じられると共に、そんな保母たちの行く先に訪れるであろう未来を描いているかのような、希望が感じられる仕上がりとなっている。
また、遠くを見つめる眼差しに、戦時下で先の見えない未来への不安を滲ませながらも、その瞳の奥には一本の太い芯を持ち合わせているかのような意志の強さを感じさせる表情の楓と、戦時下であることを感じさせない晴れやかな笑顔をみせる光枝の姿が印象的。30歳を迎え、女優としての評価が更に高まり続けている戸田と歌手としてだけでなく、本作において女優として改めて開花したといっても過言ではない大原の演技にも期待高まることに違いない。

平松監督は戸田について「役への掘り下げ方が深くて驚きました。私は普段そんなに自己アピールしないのですが、お会いして話すうちに是非一緒に仕事をしたいと思い、作品を含めてものすごく自己アピールをしてしまいました」、大原について「彼女の真っ直ぐな魅力を戦争中の物語でどれだけ膨らませられるのか未知数でしたが、笑顔も泣き顔も含めてこんなにハマるとは思っていないくらいのハマリようで素晴らしかったです」と振り返っている。
誰もが自分のことで精一杯だった時代、彼女たちを突き動かしたものとは一体何だったのか?知られざるヒロインたちの感動の実話に是非ご期待頂きたい。

ストーリー
東京も安全ではなくなっていた1944年。戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。別の保育所・愛育隣保館の主任保母の助けもあり、最初は子どもを手放すことに反発していた親たちも、なんとか子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で我が子を保母たちに託すことを決意。しかし、戸越保育所の所長がようやく見つけてきた先は古びた荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも保母たちは、地元の世話役の協力をえて、子どもたちと向き合い、みっちゃん先生はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。戦争が終わる日を夢見て…。そんな願いをよそに、1945年3月10日、米軍の爆撃機が東京を来襲。やがて、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。

作品タイトル:『あの日のオルガン』
出演:戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功
監督・脚本:平松恵美子
原作:久保つぎこ『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)
音楽:村松崇継
主題歌:アン・サリー「満月の夕(2018ver.)」(ソングエクス・ジャズ)
文部科学省特別選定作品(一般劇映画)
配給:マンシーズエンターテインメント

公式サイト:anohi-organ.com
ツイッター:@anohinoorugan
フェイスブック:@anohinoorugan #あの日のオルガン
コピーライト:(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会

2019年2月22日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開

↑上に戻る