映画『あの日のオルガン』大原櫻子演じるみっちゃん先生がオルガンを演奏する和やかな本編映像解禁!2月22日(金)公開

あの日のオルガン

太平洋戦争末期、子どもたちのいのちを守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く、映画『あの日のオルガン』は2月22日(金)に全国公開となる。本作は、親元から遠く離れた荒れ寺へ、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、幾多の困難を乗り越え、託されたいのちを守りぬこうとするヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語である。この度、アーティストとしても第一線で活躍する大原櫻子が、野外コンサートさながらにオルガンを弾き語る演奏シーンを収めた本編映像が解禁された。

太平洋戦争末期、子どもたちのいのちを守るため、日本で初めて“疎開保育園”の立ち上げに挑む保母たちを描いた本作。紆余曲折を経てようやくたどり着いた疎開先は、古ぼけて所々に穴の開いた雨戸が立てられガラス戸は無く、近所から借りてきた甕を使ってようやく取り繕ったトイレのみという、お世辞にも立派とは言えないボロ寺…。意を決して疎開を決行したものの、その荒れっぷりを目の当たりにして早くもめげてしまいそうになった皆の心に、天真爛漫なみっちゃん先生(大原櫻子)のオルガンと明るい歌声が響き渡る。「♪お猿のかごや」、「♪雀の学校」、「♪お山の杉の子」など朗らかな童謡と、どこか安らぎを感じるオルガンの音色や、笑顔いっぱいに歌う子どもたちの様子に、大量の荷物を整理する楓先生(戸田恵梨香)ら保母たちも心癒され活力をもらいながら、テキパキと生活の準備を進めていく。かまどには猫が居ついていたり、異常なほど煙がたちのぼってしまったり、そうこうしているうちにみっちゃん先生のレパートリーも尽きてしまったりと、まだまだ前途多難な様子ながら、このオルガン演奏こそが過酷な疎開保育園を支え続けていくことが窺える場面となっている。

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デビュー5周年をむかえ、ベストアルバムの発売や全国ホールツアーも決定、女優としてのみならずアーティストとしてもますます飛躍を続ける大原櫻子。このシーンでも見られるように、本作でその多彩な才能を存分に発揮しているが、実は子どものころに”保育士”を夢見ていた時期もあったとのこと。撮影を振り返りながら大原は、「とにかく一生懸命楽しむ、そして楽しませることを心がけていました。子どもたちの笑顔を見ると全部吹き飛んじゃいます。(無邪気すぎて)ちゃんとして!と思う時もたまにはありましたが(笑)、子供たちのお芝居以外の自然な表情こそこの作品の良いところなので、そこは逆に自然と遊んでくれていたら嬉しいんです。笑顔に癒されながら撮影をさせてもらいました」と明かしている。タイトルにもあるオルガンを奏で、子どもたちらしい笑顔を見事に引き出した演奏シーンも是非劇場でご堪能頂きたい。

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ストーリー
東京も安全ではなくなっていた1944年。戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。別の保育所・愛育隣保館の主任保母の助けもあり、最初は子どもを手放すことに反発していた親たちも、なんとか子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で我が子を保母たちに託すことを決意。しかし、戸越保育所の所長がようやく見つけてきた先は古びた荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも保母たちは、地元の世話役の協力をえて、子どもたちと向き合い、みっちゃん先生はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。戦争が終わる日を夢見て…。そんな願いをよそに、1945年3月10日、米軍の爆撃機が東京を来襲。やがて、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。

作品タイトル:『あの日のオルガン』
出演:戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功
監督・脚本:平松恵美子
原作:久保つぎこ『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)
音楽:村松崇継
主題歌:アン・サリー「満月の夕(2018ver.)」(ソングエクス・ジャズ)
文部科学省特別選定作品(一般劇映画)
配給:マンシーズエンターテインメント

オフィシャルサイト:anohi-organ.com
オフィシャルツイッター/フェイスブック:@anohinoorugan #あの日のオルガン
コピーライト:(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会

2019年2月22日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開

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