『あつい胸さわぎ』前田敦子×奥平大兼×佐藤緋美、若き実力派俳優たちのぶつかり合いに注目の場面カット解禁!1/27公開

あつい胸さわぎ

演劇ユニット・iakuの横山拓也が作・演出を務め、各所で大きな話題を呼んだ傑作舞台「あつい胸さわぎ」を、上海国際映画祭アジア新人賞を受賞したまつむらしんご監督と「凶悪」(13)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した脚本・髙橋泉とのタッグで映画化した、映画『あつい胸さわぎ』が1月27日(金)に公開される。この度、奥平大兼・佐藤緋美・前田敦子の注目シーンの場面カット5点が解禁された。

本作は、“若年性乳がん”と“恋愛”をテーマに、揺れ動く母娘の切実な想いを繊細さとユーモアを持って描いている。主人公・千夏役には吉田美月喜、千夏の母親役を常盤貴子が演じる。

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主人公・千夏の初恋の相手、そして今も胸をさわがせる恋の相手を演じたのは奥平大兼。奥平が本作で演じるのは、主人公の幼馴染で初恋の相手である川柳光輝(通称・こうちゃん)。これまではどこか影のある役が多かった奥平が「大学生らしい感情にまっすぐな青年」を明るく演じ切っている。大学生が普段接することが少ない大人の女性・トコちゃんと出会い、恋と憧れを抱いたままに惹かれてゆく表情、さらに役者として初挑戦となった「キスシーン」にも注目だ。千夏は光輝を、光輝はトコちゃんを想う、ひと夏の三角関係の行方をぜひ劇場で見届けていただきたい。

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主人公・千夏の二人目の幼馴染・水森崇(通称・ター坊)を演じたのは俳優でありミュージシャンの佐藤緋美。ター坊は、軽度知的障害でなかなか社会に馴染めずも、懸命に日々を生き、まっすぐに幼馴染の千夏を思いやる青年。母親に伝わらない思い、上手くいかない恋と病に悩む千夏は、わけも知らずに話しかけてくるター坊に嫌気が差し、八つ当たりしてひどい言葉をぶつけてしまう。すぐに反省して悩みを打ち明けた千夏が、思わずター坊にこぼした「おっぱい無くなったら、もう恋とか無理なんかな」という不安。「あんまおっぱいのこと考えたことないからなあ」とはぐらかしたター坊だったが、のちに千夏を励ますある行動を起こすことに。千夏の問いかけに対する「ター坊なりのエール」とは?彼の行動にグッと胸を打たれる人は多いことだろう。

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最後に、千夏の母の同僚であり、千夏にとっては年上の頼れる友人・花内透子(通称・トコちゃん)を演じたのは前田敦子。トコちゃんは主人公・千夏の友人であり千夏の母・昭子の同僚。思春期の心の変化から目を背けそうになる母娘にそっと寄り添い支えるあたたかさが魅力の役どころだ。注目すべきは、トコちゃん自身、「自分が千夏の幸せを一番に願っている」はずなのに、その千夏の心をかき乱す存在になっていると気づいたシーン。その戸惑いと罪悪感、彼女なりの決断がひしめきあう表情が、トコちゃんの心の葛藤を言葉無くとも表現している。千夏と透子、母娘とは違った「女同士の感情のぶつかり合い」をリアルに表現したシーンにも注目だ。

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イントロダクション
舞台から映画へーー
iaku・横山拓也 × 監督・まつむらしんご × 脚本・髙橋泉

演劇ユニット・iakuの横山拓也が作・演出を務め、各所で大きな話題を呼んだ傑作舞台『あつい胸さわぎ』を、上海国際映画祭アジア新人賞を受賞したまつむらしんご監督と『凶悪』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した髙橋泉とのタッグで映画化。“若年性乳がん”と“恋愛”をテーマに、揺れ動く母娘の切実な想いを繊細さとユーモアを持って描きだす。

母親を演じるのは、監督が『太陽のような温かい存在感』と出演を熱望した常盤貴子。主人公“千夏”には、圧倒的な眼差しを持ち『ドラゴン桜』で注目された吉田美月喜が18歳の不安定な気持ちをリアルに演じる。“恋”を刺激する相手役には『マザー』で賞を総なめにした奥平大兼と演技派俳優として存在感を示す前田敦子が物語を彩る。

また、親子二人に重要な関わりを持つ存在として、今や日本映画界に欠かせない三浦誠己と、アーティストとしても活躍する佐藤緋美。さらに、女優以外にもプロデューサーとしてマルチな活躍をする石原理衣。「舞台を観ている時、客席から送れなかった“千夏”へのエールを映画を通して届けたい!」と言う、まつむら監督のあつい思いがこの映画を誕生させた。

ストーリー
“初期の乳ガン”初恋の胸の高鳴りは、いつしか“胸さわぎ”になっていた。
港町の古い一軒家に暮らす武藤千夏(吉田美月喜)と、母の昭子(常盤貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。
小説家を目指し念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで苦い思い出になっていた。その言葉は今でも千夏の胸に“しこり”のように残ったままだ。だが、初恋の相手である川柳光輝(奥平大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。
一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基春(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に興味を惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。
親子二人して恋がはじまる予感に浮き足立つ毎日。
そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。
娘の身を案じた昭子は本人以上にネガティブになっていく。だが千夏は光輝との距離が少しずつ縮まるのを感じ、それどころではない。「こんなに胸が高鳴っているのに、病気になんかなるわけない」と不安をごまかすように自分に言い聞かせる。
少しずつ親子の気持ちがすれ違い始めた矢先、医師から再検査の結果が告げられる。
初恋の胸の高鳴りは、いつしか胸さわぎに変わっていった・・・

作品タイトル:『あつい胸さわぎ』
出演:吉田美月喜 常盤貴子
前田敦子 奥平大兼 三浦誠己 佐藤緋美 石原理衣
監督:まつむらしんご
原作:戯曲『あつい胸さわぎ』横山拓也(iaku)
脚本:髙橋泉
配給:イオンエンターテイメント/SDP

公式サイト:https://xn--l8je4a1a7e6m7952c.jp/
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コピーライト:(c)2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

2023年1月27日(金)新宿武蔵野館、イオンシネマほか全国ロードショー

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