写真家ホンマタカシによる初の音楽ドキュメンタリー映像作品『アヤクーチョの唱と秩父の山』7/27・28限定公開決定!

アヤクーチョの唱と秩父の山

第24回木村伊兵衛写真賞受賞(1998年度)、現在に至るまで写真表現において第一線で活躍し、国際的に注目されている写真家ホンマタカシこの度、写真活動と同じく映像の可能性の模索を続けるホンマの最新映像作品『アヤクーチョの唱と秩父の山』が、7月27日(土)、28日(日)の2日間限定でアップリンク吉祥寺にて上映されることが決定した。主演のペルー出身の歌手イルマ・オスノによるライブパフォーマンスと、ゲストを招いたトークが予定されている。

『アヤクーチョの唱と秩父の山』 上映概要

日時:7/27(土)、7/28(日)両日とも16:50開場

17:00 トーク 登壇:ホンマタカシ ※ゲストは決まり次第発表
17:30 上映スタート
18:30 主演イルマ・オスノによるパフォーマンスLIVE(18:50 終了)

場所:アップリンク吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1丁目5-1 パルコ地下2階)
JR中央線、京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩2分

料金:一般 1900円、学生 1500円、UPLINK会員 1700円

イントロダクション
アヤクーチョとは、ケチュア語で『死者が集まる場所』という意味であるペルー南部・アンデス山脈の山中に位置する町の名前だ。埼玉県・秩父に移り住んだアヤクーチョ出身の歌手イルマ・オスノは7年ぶりに里帰りを決意する。帰郷によって浮かび上がるのは、かつてその地域を暴力で支配した「センデロ・ルミノソ」による傷跡と、社会の現状に対して音楽で抵抗した人々の姿だ。本作は写真家・ホンマタカシが、ペルーと秩父というまったく無縁であるはずの二つの土地を結ぶ1人の女性の屈託の無い生き様を鮮やかに映し出し、音楽とともに強く生きるアヤクーチョの人々の姿をありありと描く。
2002年より写真活動と平行して制作し続けてきた、写真、映画、インスタレーションと作品形態や発表の場を変化させながら探求を続ける「ニュードキュメンタリー」、シリーズ最新作である本作は、ホンマ自身初めての音楽ドキュメンタリーだ。

アヤクーチョの唱と秩父の山

アヤクーチョの唱と秩父の山

アヤクーチョの唱と秩父の山

アヤクーチョの唱と秩父の山

アヤクーチョの唱と秩父の山

アヤクーチョの唱と秩父の山

アヤクーチョの唱と秩父の山

監督:ホンマタカシ(Takashi HOMMA)
1962年、東京都生れ。写真家。東京造形大学大学院客員教授。1999年『東京郊外』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞受賞。2011年から2012年にかけて大規模個展「ニュー・ドキュメンタリー」が国内3ヵ所を巡回。『The Narcissistic City』(MACK)、『A Song for Windows』(LIBRARYMAN)ほか写真集多数。著書に『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門―』(新潮社)、『たのしい写真 よい子のための写真教室』、『たのしい写真3 ワークショップ篇』(平凡社)など。

フィルモグラフィー
2004年 『きわめてよいふうけい』。
2016年 ニュードキュメンタリー特集上映内にて、『After 10 Years』、『最初にカケスがやってくる』、『あなたは、あたしといて幸せですか?』を発表。

作品タイトル:『アヤクーチョの唱と秩父の山』
監督:ホンマタカシ
出演:イルマ・オスノ、笹久保伸、笹久保クシ、オトニエール・ハヤンチーラ、カルロス・ファルコニー
制作:between the books
2019/日本/60分/カラー/16:9/日本語・スペイン語・ケチュア語
配給:メジロフィルムズ

コピーライト:(C)Takashi Homma New Documentary

7月27日(土)、28日(日)アップリンク吉祥寺にて2日間限定のLIVE&トーク付き上映!

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