マシュー・マコノヒー演じる放蕩詩人とクレイジーな仲間たちの終わりなきお祭り騒ぎ『ザ・ビーチ・バム』(原題)4月公開!

ザ・ビーチ・バム

『スプリング・ブレイカーズ』以来7年ぶりとなるハーモニー・コリンの最新作で、アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーが破天荒な放蕩詩人を演じる『ザ・ビーチ・バム』(原題)が、4月より公開されることが決定した

監督・脚本のハーモニー・コリンは、若干19歳で脚本を執筆したラリー・クラーク監督作『KIDS/キッズ』(95)、そして初監督作『ガンモ』(97)にてセンセーショナルなデビューを飾り、「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」「ゴダール以来の映画の革命児」と称された。

その後も映画は数年に一本と寡作ながら、小説や詩、絵画、写真などアート全般にわたって創作を発表しながら、近年はファッションブランド「グッチ」のCMシリーズの監督や、リアーナやグッチ・メイン、ビリー・アイリッシュ等のMVや写真のディレクターも務めている。

前作『スプリング・ブレイカーズ』撮影後、アメリカの南端フロリダ州マイアミに移住したハーモニー・コリンが、「とにかく笑える、めでたいヒーローを中心とした、気持ちよく揺れるヨットのような」作品の構想を思い立ち、『スプリング・ブレイカーズ』以来7年ぶりの長編となる傑作に結実した。

ザ・ビーチ・バム

ムーンドッグは、かつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人。しかし、その後は長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなどお祭り騒ぎの放蕩生活を送っていた。フロリダの太陽と海のもと、自由気ままに日々楽しんでいたが、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、無一文のホームレスになるという窮地に陥る……。

伝説的ラッパーのスヌープ・ドッグがムーンドッグと毎日のようにつるんで遊ぶ親友役を、アイラ・フィッシャーが謎の大富豪の妻を演じる。ムーンドッグが道中に出会うエキセントリックな仲間たちには、『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロンをはじめ、本作で11年ぶりの映画出演となったマーティン・ローレンス、そしてマイアミ在住の歌手ジミー・バフェットが本人役で出演。さらにはハーモニー・コリンも特別出演した『mid90s ミッドナインティーズ』で監督デビューを果たしたジョナ・ヒルは、本作ではムーンドッグと腐れ縁の出版エージェントとして好演している。

ザ・ビーチ・バム

ドレスやワンピースなど独特で過激なファッションを終始身にまとうマシュー・マコノヒーをはじめ、豪華キャストの個性的な衣装を担当するのは、『スプリング・ブレイカーズ』も担当し、HBOドラマ『ユーフォリア』でエミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた気鋭のデザイナー ハイディ・ビヴェンス。その鮮烈な衣装により本作は米メディアGQより「2019年で最も重要なファッション映画」と絶賛もされている。

そのほかの主要スタッフは、ギャスパー・ノエとのタッグで知られる撮影監督ブノワ・デビエや『WAVES/ウェイブス』『ネオン・デーモン』の美術監督エリオット・エスターといった『スプリング・ブレイカーズ』組に加え、編集には『バードマン』のダグラス・クライス、音楽監督は『グレイテスト・ショーマン』のジョン・デブニーなどハリウッドきっての一流スタッフが集結した。

作品タイトル:『ザ・ビーチ・バム』(原題)
出演:マシュー・マコノヒー、スヌープ・ドッグ、アイラ・フィッシャー、ステファニア・オーウェン、ザック・エフロン、ジョナ・ヒル、マーティン・ローレンス、ジミー・バフェット
監督・脚本:ハーモニー・コリン
撮影:ブノワ・デビエ(『CLIMAX クライマックス』『ゴールデン・リバー』『スプリング・ブレイカーズ』)
美術:エリオット・ホステッター(『WAVES/ウェイブス』『ネオン・デーモン』『スプリング・ブレイカーズ』)
編集:ダグラス・クライス(『バードマン』『ゴールド・金塊の行方』
衣装:ハイディ・ビヴェンス(『mid90s』、『ユーフォリア/EUPHORIA』、『スプリング・ブレイカーズ』)
音楽:ジョン・デブニー(『グレイテスト・ショーマン』『ジャングル・ブック』)
2019年/アメリカ/95分/カラー/シネスコ
原題:The Beach Bum
字幕翻訳:平井かおり
提供:木下グループ
配給:キノシネマ

公式Twitter:https://twitter.com/BeachBum_jap

2021年4月キノシネマみなとみらい・立川・天神にて公開!

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