『ブラックバード 家族が家族であるうちに』ケイト・ウィンスレットとミア・ワシコウスカが母の死を巡って言い争う新映像

ブラックバード 家族が家族であるうちに

スーザン・サランドンとケイト・ウインスレットの二大オスカー女優が初共演した『ブラックバード 家族が家族であるうちに』が6月11日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開される

ある週末の朝、リリー(スーザン・サランドン)は夫のポール(サム・ニール)と暮らす静かな海辺の邸宅に、娘のジェニファー(ケイト・ウィンスレット)、アンナ(ミア・ワシコウスカ)とその家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズ(リンゼイ・ダンカン)を集める。しかしそれはともに楽しい時を過ごすためのものではなく、安楽死を選択したリリーが“家族が家族であるうちに”過ごすために自らが用意した最後の時間だった。
集った家族とその友人たちは、それぞれ平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加する。しかし、あるきっかけで緊張の糸が切れ、次々と明かされていくそれぞれの秘密。そして最後に家族がとった行動とは…。

この度到着したのは、姉妹役を演じたケイト・ウィンスレットとミア・ワシコウスカが、母を強く愛するが故に想いがすれ違い、言い争ってしまうシーン映像

自らの意思で身体を動かせる内に、人生を終わらせようと“安楽死”を選択した母親。しかしアナは「もしパパが間違ってたら?」「半年は無事に過ごせるかも」「医者はいつも間違えるわ」―母親の病状に対して下した、医者でもある父親の診断をすんなりとは受け入れることはできず、警察へ通報することによって、その死をなんとかして止めようとしていた。
そして「私はママが知りたい、私をママに知ってほしい」「もっと時間が欲しいの」―母親がいなくなることを自覚した時に初めて、これまで母親と本気で向き合えてなかったことに気づいたアナは姉ジェニファーに通報を止めないように訴えるが「私もよ」「ママが決めることよ、生きるも死ぬも」と、母親の意思を尊重するようにたしなめられる。

母親の安楽死を頭では理解していても、感情ではどうしても受け入れることができないアナ、そして、なんとか受け入れ、理解しようと努めるジェニファー。母を強く愛するが故にそれぞれの想いがすれ違い、どうしても言い争ってしまう、緊迫感溢れるシーン映像だ。

『マンデラの名もなき看守』(08)や『ペレ』(87)などで知られるビレ・アウグスト監督による傑作デンマーク映画『サイレント・ハート』(14・未)を、同作の脚本家であるクリスチャン・トープが自身でアメリカ映画として脚色、『ブラックバード 家族が家族であるうちに』として、新たな物語を紡ぎ出した。

監督を務めたのは『ノッティングヒルの恋人』(99)や『恋とニュースのつくり方』(10)などで手腕を発揮するロジャー・ミッシェル。極限の選択に立たされる家族の心象風景にリアリティを持たせるために、彼は、通常ではなかなか行えない映画の大半を順撮りするという方法を選択、結果5週間におよぶ撮影が開始することになったが「キャストの集中力、映画やお互いに対する意気込みに思ったよりも大きな影響が生まれたんだ」とそのこだわりを話し、見事な人間ドラマへと昇華させている。

作品タイトル:『ブラックバード 家族が家族であるうちに』
出演:スーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、サム・ニール、リンジー・ダンカン、レイン・ウィルソン、ベックス・テイラー=クラウス、アンソン・ブーン
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:クリスチャン・トープ
2019年/アメリカ、イギリス/英語/97分/スコープサイズ/5.1ch/原題:Blackbird/日本語字幕:斎藤敦子 PG12
配給:プレシディオ、彩プロ

公式サイト:blackbird.ayapro.ne.jp
公式Twitter:@blackbirdeiga
コピーライト:(c) 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED

6/11(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

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