【レポート】『バンブルビー』公開アフレコ会見イベントで土屋&志尊が息ぴったりの生アフレコを披露!2人へのサプライズも

バンブルビー

過去5作品の全世界での累計興行収入が43億7700万ドル(約5000億円)突破の世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』最新作。日本に先駆けて全米公開され、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では92%フレッシュと脅威の大絶賛を受けている(1/22時点)映画『バンブルビー』は3月22日(金)より日本公開となる。この度、日本語吹替版キャストに決定した土屋太鳳さん、志尊淳さんによる、公開アフレコ会見イベントが実施された。

土屋太鳳が演じるのは、“地球外生命体”バンブルビーが、地球に来て最初に出会った”最高の相棒” チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)。傷ついたバンブルビーを廃品置き場で見つける、心に傷を抱えた少女を演じる。吹替挑戦はアニメーション映画『フェリシーと夢のトウシューズ』(2017)以来、ハリウッド実写映画では初の挑戦。志尊淳が演じるのは、チャーリーにひそかに思いを寄せる心優しい隣人の少年・メモ(ジョージ・レンデボーグJr.)。『帝一の國』『走れ!T校バスケット部』と立て続けに話題作に出演する若手大注目俳優が、「昔から大好きだった」という「トランスフォーマー」シリーズ最新作で、念願の映画吹替初挑戦となる。

映画『バンブルビー』日本語吹替版キャスト公開アフレコ会見イベント概要

登壇ゲスト:土屋太鳳 (チャーリー役)、志尊淳 (メモ役)
日程:2月21日(木)
場所:サウンドインスタジオ

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あふれんばかりに報道陣が詰めかけた公開アフレコイベントの会場。土屋太鳳さんは役柄のチャーリーを意識したジャケットに黄色いイアリング、志尊さんは黄色いインナーシャツと、バンブルビーのトレードマークである黄色を差し色にしたコーディネートで登場。土屋さんは「大きなチャンスを頂き、ハリウッドの大作にこうして声で参加させていただけたことに感謝しています。いまも緊張していますが、このイベントを楽しめたらと思います!」と挨拶、志尊さんも「映画の日本語吹替を初めてやらせていただきました。この作品のメッセージを、クリアに、正確に伝えられるように努めました」と続け、さっそく公開アフレコにも挑戦することに。2人とも洋画実写の吹替が初、共演も初、さらに2人が揃ってアフレコをするのもこの日がはじめてということもあり、少し緊張の色もうかがえたものの、いざアフレコが始まると驚くほどに息ぴったりの演技を披露した。土屋さんは「さっきも練習したんです(笑)」と謙遜していたものの、初めてとは思えぬほど見事なハイテンポのかけあいも披露し、聞き入っていた取材陣からは感嘆の声が。

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アフレコ収録を振り返り、土屋さんは「本当に難しかったですし、声のお仕事をされている方って声の熱量がすごい。自分は未熟者だと打ちのめされながらでしたが、本番中も作品に本当に感動させてもらったのでパワーをもらいながら、その感動を返せるように、と思ってやらせていただきました。これまでは1人ずつ録っていたので、相手はこういう声なのかな?と想像でしかなかったんです。今日ご一緒することができて、やっと会えた!と嬉しい気持ちでいっぱいです。」と喜び、志尊さんも「嬉しいですね。僕も、チャーリーをイメージしていた声と土屋さんの声がまさしくリンクしていたので、お芝居の掛け合いとしてはとても世界に入りやすいように土屋さんがリードしてくださった。すごく楽しくやらせていただきました。お芝居をするというよりも、実際の映像にあわせてそのメッセージや熱量をそのまま伝えることが使命だと思っていたので、とにかくメモに寄り添って演じることを意識しました。」と充実感をにじませた。
志尊さんは、自身が演じたメモという不器用な青年は青春時代の自分に重なる部分があるそうで、「ものすごい不器用でした。好きだったり気になっている人に話しかけられなかったり、どう表現していいかわからなくてテンパってしまって、自分の本当の気持ちが伝えられない部分などはすごく共感できて感情移入しやすかった。それでも後半にメモは、自分らしく正義感をもっていろんなものに立ち向かうので、尊敬できる素敵なキャラクターです。」と振り返ると、土屋さんも「チャーリーって家族の中でも、女の子だから、女性だから、と自分を出せなかったりする。でもメモと出会って、絆を築いて、これから恋になるのかな?良い友人なのかな?といろんな気持ちを出せました。」と2人の関係性が演技に役立っていたことを明かした。

本作は、ちょっとドジで優しいシリーズきっての人気キャラ・バンブルビーが主人公ということで、自身のドジなエピソードを聞かれた土屋さんは「わたしは特撮作品が好きで、そこに出てくるヒーローって無条件に自分よりも年上に思うんですけど、共演することになった志尊さんは戦隊ものをやられていたので年上だと思っていたら同い年で、しかも誕生日は私のほうが先で(笑)。勝手に上だと思っちゃってました」とチャーミングな勘違いを明かすと、志尊さんも「僕のほうが後輩です!人生の後輩!」と主張しつつ、続けて「今朝、粉薬を飲もうと思って、いつもは先に水を口に含むのに、寝起きすぐで粉をいきなり入れてしまい、せき込んでしまって。粉のお掃除をしました…寝起きがあまりよろしくないほうで…」とドジエピソードを披露し会場を沸かせた。
またバンブルビーのキャラクターが理想の男性像でもあると語っていた土屋さんは「女性はきっと好きだと思う。弱くてでも強くて、警戒しているけど実は親しみやすくて、真面目だけどお茶目で。何よりも、大切な人を守ろうとするときの力、守ってくれる姿が本当に素敵!」と話すと、志尊さんも、言葉をしゃべれないバンブルビーを「言葉を発さずとも、行動で周りを動かせるのが素敵で素晴らしい能力だと思います。一緒にいて楽しそうですよね」と男性目線でその魅力をアピールした。

ここでサプライズとして、本作のメガホンをとったトラヴィス・ナイト監督から土屋さん&志尊さんへのメッセージ映像が上映されることに。監督から「タオとジュンが声の出演をしてくれて嬉しいです!2人のおかげで新しいファンにも愛される映画になるでしょう。出演してくれてありがとう!」と投げかけられ2人そろって感無量の表情を見せた。土屋さんが「これで大丈夫なのかな、と思いながら吹替していたので、こういう風にタオ!ジュン!って言って下さるとすごく嬉しいですね」と喜びを語るのもつかの間、今度は土屋さんが声をあてたヘイリー・スタインフェルドからもメッセージ映像が届いており、「ハイ、タオ!チャーリーの吹替をしてくれたと聞いてとっても嬉しかったわ。ありがとう!」と直々に呼びかけられた言葉に土屋さんは「すごく遠い存在なので、1ミリでもチャーリーに心を寄り添えたらと思っていたので、こういう風にコメントをいただいて心に光りを灯してくださったような嬉しい気持ちです。チャーリーという役に出会わせてくださった皆さんに感謝を伝えたいです!」とますます胸いっぱいの様子。
さらにここでサプライズは終わらず、年女・年男であり誕生日も2月(土屋さん)と3月(志尊さん)で近い2人のために、バンブルビーの形をした巨大な誕生日ケーキが登場。2人はケーキを見るなり「うおー!これすごい!かわいい!!」と歓喜の声をあげ満面の笑みを見せ、土屋さんは「こんな素敵なサプライズまで本当にありがとうございます!青春と人生と最新技術が詰まっていて、観ているときは盛り上がって、観たあとには自分も周りももっと愛したくなるような作品です。ぜひ一緒にこの世界に浸っていただきたいです!」、志尊さんも「作品のなかにいるかのように引き込まれますし、年齢も問わず、ご家族でも、誰が観ても満足できる作品だと思います。僕も微力ながらですが、1人でも多くの方に観ていただけるように広められたらと思います!」とアピールした。

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取材陣からも感嘆の声が漏れるほど見事なアフレコ演技だけでなく、大興奮&大盛り上がりのサプライズが満載で、本編で描かれる強くて優しいうえにちょっとお茶目でかわいいバンブルビーの活躍にいっそう期待が高まるイベントとなった。

作品タイトル:『バンブルビー』
キャスト:ヘイリー・スタインフェルド(『トゥルー・グリット』、『スウィート17モンスター』)、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグJr.
監督:トラヴィス・ナイト 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
原案:クリスティーナ・ホドソン
脚本:クリスティーナ・ホドソン、ケリー・フレモン・クレイグ
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ドン・マーフィ、マイケル・ベイ、マーク・ヴァーラディアン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ブライアン・ゴールドナー、クリス・プリガム
全米公開:2018年12月21日
原題:Bumblebee
配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:https://bumblebeemovie.jp/
コピーライト:(C)2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2018 Hasbro. All Rights Reserved.

3月22日(金) 「はじまり」が幕を開ける。

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