2019年公開映画『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』に故・星由里子が出演、本作が遺作に

初恋~お父さん、チビがいなくなりました

結婚44年の夫婦の秘めた想いと愛を描き「泣ける!」「こんな夫婦になれたら」と話題を呼んだ西炯子の人気漫画を、 倍賞千恵子、藤竜也(映画初共演)、二人の娘・菜穂子役に市川実日子で映画化した『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』(小林聖太郎監督)。本作に、夫婦の関係に波風を起こす女性・志津子役で故・星由里子が出演していることが、昨日執り行われた「星由里子を偲ぶ会」で発表された。

星が演じたのは、有喜子(倍賞千恵子)が、結婚前に働いていたミルクスタンドの同僚で、夫婦の関係にさざ波をたてることになる重要な女性・志津子。星はクランクアップ後のインタビューで、「昔は松竹の女優さんで共演することはなかった倍賞さんとご一緒できるということで、とても楽しみにしていました。藤さんも初共演でしたけど、ウィットに富んだ素敵な男性で。とても楽しいお仕事でした。」と二人との初共演を楽しんだと答えていた。

画像01

星由里子さん(志津子役)コメント
昔は松竹の女優さんで共演することはなかった倍賞さんとご一緒できるということで、とても楽しみにしていました。藤さんも初共演でしたけど、ウィットに富んだ素敵な男性で。とても楽しいお仕事でした。この映画は、可愛い猫も主役のひとりですが、老夫婦の孤独と深い愛を描いた映画だと思います。若い方々は自分の両親もそうなのかなとか、感じてくれたら嬉しいですし、同世代の方々は、私達が歳を重ねた姿を見て、懐かしく心温まるものを感じてくれたら嬉しいなと思います。

原作について
『お父さん、チビがいなくなりました』は、映画化もされた『娚の一生』をはじめ,『姉の結婚』『初恋の世界』など、30代の女性を中心に幅広い層に高い人気を誇る漫画家・西炯子が、老夫婦の秘めた想いと愛を描いた作品。「増刊フラワーズ」に掲載され、コミックスは1巻完結。「泣ける」「こんな愛のある夫婦になりたい」といった声が次々と寄せられる、感涙必至の感動作。

結婚して44年。これからも一緒にいるために。今始まる夫婦の感動のラブストーリー

3人の子供が巣立ち、人生の晩年を夫婦ふたりと猫一匹で暮らしている勝と有喜子。平穏な暮らしの中で、妻・有喜子はある不安を抱えていた。そして娘・菜穂子に「お父さんと別れようと思っている」と打ち明ける。そんな時、有喜子の心の拠り所だった猫のチビが姿を消してしまい、有喜子の気持ちは追い詰められていく。妻はなぜ、離婚を言い出したのか。その言葉を受け取った夫が妻に伝えることとはー

作品タイトル:『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』
倍賞千恵子 藤 竜也 市川実日子 / 星由里子
監督:小林聖太郎
脚本:本調有香
原作:西炯子「お父さん、チビがいなくなりました」(小学館フラワーコミックスα刊)
制作:ビデオプランニング
配給:クロックワークス

公式サイト:chibi-movie.com
コピーライト:(c)2019西炯子・小学館/「お父さん、チビがいなくなりました」製作委員会

2019年春 全国ロードショー

↑上に戻る