映画『モーターヘッド/クリーン・ユア・クロック』レミーをデザインのメインにした日本独自の第2弾キーアート解禁

モーターヘッド/クリーン・ユア・クロックモーターヘッドのフロントマンでありVo./B.のレミー・キルミスターが2015年12月28日に伝説となってから3年が経つ今年、他界する約一か月前にドイツで行われたライヴを収録した最期の公式ライヴ映像『モーターヘッド/クリーン・ユア・クロック』がこの度、12月15日(土)より日本語字幕付きで劇場公開される。なお、12月24日はレミーの73度目の誕生日であり、12月28日は命日である。
モーターヘッドの代表的な「ウォーピッグ」をデザインに大きく使用した、先日解禁された第1弾キーアートに続き、今度はレミーをデザインのメインにした日本独自の第2弾キーアートが解禁された。

もともと「クリーン・ユア・クロック」のDVDやCDのジャケに使われていたレミーの写真をまたしてもモノクロにし、漆黒のクラシックなモーターヘッドのデザインで構築。第1弾のウォーピッグデザインでは「No sleep ‘til Christmas」となっていた上部の言葉が「No Sleep At All」となった。≪負け犬として生まれ、勝つために生きた≫極悪暴走ロックンロールレジェンド、レミー・キルミスターが今年もスクリーンで暴れる。

負け犬として生まれ、勝つために生きた、
ロックンロールの化身、極悪暴走御大レミー最晩年の姿。
人類史上最高の暴走バンド、最期のオフィシャル・ライヴ映像。

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2015年12月28日、核爆弾が落ちてもゴキブリとともに生き残るといわれ、2,000人もの女性と夜を共にし、1956年にはロックンロール誕生の瞬間を目撃、マルボロとジャックダニエルにまみれて血液が猛毒化、ビートルズを愛し、世界一音がデカいバンド、モーターヘッドを40年間続けた、1945年クリスマスイブである12月24日に生まれて以来、不眠不休の大暴走を続けた人類最強の豪傑、レミー・キルミスターが70歳でこの世を去った。誕生日を迎えてから4日後、癌を宣告されてからわずか2日後のことだった。そして翌日、メンバーからモーターヘッドの活動終了が伝えられた。

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本作はその暴走ロックンロールの帝王、モーターヘッドの2015年11月20日と21日、ドイツ・ミュンヘンでのライヴを収めた、モーターヘッド最期の公式ライヴ映像。2016年に「クリーン・ユア・クロック」と題してライヴアルバムやブルーレイ、DVDなど様々なフォーマットでリリースされた一作だ。
1975年の結成以来、怒涛のスピードと圧倒的音圧によるシンプルで攻撃的なロックンロールを40年間続け、メインストリームとは真逆のロックの裏街道を驀進したモーターヘッドは、ヘヴィメタルとパンク/ハードコアという普段相容れない両ジャンルからも熱い支持を集め、その両者が一触即発の状態に陥った場合でもモーターヘッドの曲を流せばすべてがおさまるという、この世に類を見ない存在感を誇ったバンドだ。

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レミーの死の約1ヵ月前のライヴである本作は、2015年フジロック同様、レミーの衰えた姿はショッキングでもあるが、逆にそれを支えるギターのフィル・キャンベルとドラムのミッキー・ディーの奮闘ぶりに胸が熱くなる。だがしかし、レミーの超人ぶりも健在で、ライヴ途中からのスピードと疾走は69歳(当時)とは思えぬ暴走具合で、モーターヘッドという唯一無二なバンドの底力がスクリーンを通して伝わって来る。

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映画『極悪レミー』では2048年までモーターヘッドを続ける予定だと話していたレミー。だが誰にでも訪れる老いを自身でも感じていたはずだ。そのような状態になってもツアーに次ぐツアーで凄まじい数のライヴをこなしていたのは、それを求める世界中のファンや、バンドを支えるロード・クルーたちの生活を考える、レミーの使命感と責任感によるものであろうと想像できる。

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あらゆるジャンルやカテゴリーにも属さず、常に孤高の存在でありながらも、世界に多大な影響力をおよぼし、アドレナリンを沸騰させるパワーと独特なユーモア、そしてどこか孤独な空気も感じさせる哀愁が同居するバンド。このライヴは、本当にこのバンドが終了してしまったという喪失感と、人類がこの先何億年存在しても同じようなバンドは出現しないという事実を我々に突き付けると同時に、バンドとしていつでもどこでも同じクオリティを届けようとするモーターヘッドとレミーの誠実さが伝わってくる作品だ。この世に音楽を奏でる人やバンドは無くならないが、モーターヘッドと同じものをもたらしてくるバンドは二度と現れない。それがはっきりとわかる貴重な上映となるはずだ。

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TRACK LISTING

“Bomber” (アルバムBomberより)
“Stay Clean” (アルバムOverkillより)
“Metropolis” (アルバムOverkillより)
“When the Sky Comes Looking for You” (アルバムBad Magicより)
“Over the Top” (シングルBomberより)
“The Chase Is Better Than the Catch” (アルバムAce of Spadesより)
“Lost Woman Blues” (アルバムAftershockより)
“Rock It” (アルバムAnother Perfect Dayより)
“Orgasmatron” (アルバムOrgasmatronより)
“Doctor Rock” (アルバムOrgasmatronより)
“Just ‘Cos You Got the Power” (シングルEat the Richより)
“No Class” (アルバムOverkillより)
“Ace of Spades” (アルバムAce of Spadesより)
“Whorehouse Blues” (アルバムInfernoより)

作品タイトル:『モーターヘッド/クリーン・ユア・クロック』
出演:レミー・キルミスター、フィル・キャンベル、ミッキー・ディー
2016年/アメリカ作品/80分/DCP/原題:motorhead/clean your clock(完全にぶちのめす)
提供:キングレコード
配給協力:アンプラグド
配給/宣伝:ビーズインターナショナル

公式サイト:cleanyourclock.jp
コピーライト:(c) UGR GmbH.

12月15日(土)より、シネマート新宿にて〈2週間限定〉レイトショー
ジャック&ベティ(神奈川)、名古屋シネマテーク、シネ・リーブル梅田、
元町映画館(兵庫)、広島横川シネマ、シネマルナティック(愛媛)、桜坂劇場(沖縄)、ほか全国順次公開

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