『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』映像美と巧みな舞台設定で魅せる本編映像&新場面写真13点解禁!―公開中

ふたつの部屋、ふたりの暮らし

『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』(公開中)より、本編の冒頭映像と場面写真が解禁された。

南仏モンペリエのアパルトマン最上階、向かい合う部屋を共有して暮らすニナとマドレーヌは、普段は仲の良い隣人同士として振舞っていたが、実際は長年密かに愛し合ってきた恋人同士だった…。

社会の障壁を前に抗う70代の女性カップルの愛を秀逸な映像美とサスペンスフルなタッチで描き、2021年のセザール賞新人監督賞を受賞した本作。同年のリュミエール賞でも、新人監督賞と最優秀女優賞受賞(バルバラ・スコヴァ&マルティーヌ・シュヴァリエがW受賞)三冠を果たし、アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト(フランス代表)に選出、ゴールデングローブ賞非英語映画賞にノミネート、ロッテントマト批評家スコア98%(2022年4月7日時点)を記録するなど大絶賛をもって迎えられた話題作だ。

今回解禁となった映像は、1960年代のヒット曲「Chariot(愛のシャリオ)」の音楽にのせて、2人きりで幸せそうにダンスを踊るニナとマドレーヌの姿から幕をあける。アパルトマン最上階のマドレーヌの部屋で眠るニナは、マドレーヌの口づけで目を覚ますが、来客を知らせる呼び鈴が鳴ると、向いの自分の部屋へ戻っていくのだった。マドレーヌの夫亡き後、アパルトマンを売ったお金で共にローマに移住することを夢見て計画を進めてきたが、実現を目前に2人を突然の悲劇が襲う…。

ニナ役には、『ハンナ・アーレント』(12)のバルバラ・スコヴァ、マドレーヌ役にはフランスの名門国立劇場コメディ・フランセーズの団員でもある大女優、マルティーヌ・シュヴァリエを迎え、独仏を代表する2代女優のコラボレーションに期待が高まる映像となっている。

社会の障壁の中で、愛する人との自由な生活を取り戻すために闘う女性たちを、2大女優の圧倒的な演技と秀逸な映像美でサスペンスフルに描き上げた注目作だ。

ふたつの部屋、ふたりの暮らし
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし
ふたつの部屋、ふたりの暮らし

アパルトマン最上階に向かい合うふたつの部屋
互いを隔てる扉は、やがて社会の障壁となって、ふたりの前に立ちはだかる――

ストーリー
南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、向かい合う互いの部屋を行き来して暮らす隣人同士のニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫が先立ち、子供たちもいまは独立、家族との思い出の品や美しいインテリアに囲まれながら心地よく静かな引退生活を送っている。2人の望みはアパルトマンを売ったお金で共にローマに移住すること。だが子供たちに真実を伝えられないまま、時間だけが過ぎていく。そして突如マドレーヌに訪れた悲劇により、2人はやがて家族や周囲を巻き込んで、究極の選択を迫られることになる…。

作品タイトル:『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』
出演:バルバラ・スコヴァ、マルティーヌ・シュヴァリエ、レア・ドリュッケール、ミュリエル・ベナゼラフ、ジェローム・ヴァレンフラン
監督:フィリッポ・メネゲッティ
脚本:フィリッポ・メネゲッティ、マリソン・ボヴォラスミ
共同脚本:フロランス・ヴィニョン
2019年/フランス=ルクセンブルク=ベルギー/フランス語/95分/カラー/2.39:1 5.1ch
原題:Deux
字幕:齋藤敦子
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、在日ルクセンブルク大公国大使館 、ベルギー大使館
配給:ミモザフィルムズ

公式サイト:http://deux-movie.com
公式Twitter:@deuxmovie
コピーライト:(C) PAPRIKA FILMS / TARANTULA / ARTÉMIS PRODUCTIONS 2019

4/8(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開中

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