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シャルロット・ル・ボン長編初監督作『ファルコン・レイク』奮闘の記録を収めたメイキング映像が解禁!

第75回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品、第58回シカゴ国際映画祭ゴールド・ヒューゴ(新人監督賞)受賞など世界中の映画祭を席巻している新鋭シャルロット・ル・ボン監督の長編デビュー作『ファルコン・レイク』(8月25日(金)公開)のメイキング映像が解禁された。

フランスを拠点に俳優として活躍してきたシャルロット・ル・ボン。これまで、第40回セザール賞助演女優賞にノミネートされた『イヴ・サンローラン』(14/ジャリル・レスペール監督)をはじめ、『ムード・インディゴ うたかたの日々』(13/ミシェル・ゴンドリー監督)、『ザ・ウォーク』(15/ロバート・ゼメキス監督)、『フレッシュ』(22/ミミ・ケイヴ監督)など多数の作品に出演してきた。そんな彼女が、映画監督としてメガホンをとった長編初監督作となる本作について、「思春期に感じるような居心地の悪さや混沌を表現したかった」と振り返る。

この度解禁された映像の中では、監督本人が青春時代に感じた雰囲気をフィルムに焼き付けるため奮闘する姿が収められている。少年バスティアンが3つ年上の少女クロエに連れられてパーティーに赴くシーンの撮影には、35人ものエキストラ未経験者が出演。演出に戸惑いながらも、丁寧に細かな動きまで指示。10テイク以上、納得がいくまで撮影を重ねたことを明かした。

また、原作にはない映画オリジナルの要素として「幽霊の話」を脚本に追加した経緯や、初めての長編監督作を支えた撮影監督との絆が感じられる場面も。さらには、「即興と下準備を組み合わせた」と、様々なアイデアを事前にリストにして役者に演じさせるなど試行錯誤を重ねた現場エピソードを披露した。

監督の実体験が色濃く反映された本作。10代の少年少女の心の触れ合いと機微を捉えるため、ストイックに映画と向き合う様子が印象的なメイキング映像となっている。

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