傑作サスペンス映画『ジュリアン』ジュリアンの両親を演じた2人が役柄への想いを語るインタビュー映像解禁―順次公開中

ジュリアン

今冬注目を集めている傑作サスペンス映画『ジュリアン』は新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開中だ。この度、本作に出演するドゥニ・メノーシェとレア・ドリュッケールのインタビュー映像が解禁された。

ドメスティック・バイオレンスという重いテーマをサスペンスフルに描く本作は、封切られてから満席を連発し、多くの反響を呼んでいる。なかでも、DV男のアントワーヌを演じるドゥニ・メノーシェの演技力が高すぎて怖すぎ!と話題だ。

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今回解禁されたインタビュー映像では、そんなドゥニと共に元妻のミリアム役を演じるレア・ドリュッケールの2人が登場。レアは「(ミリアムは)不当性を認めてもらい自分の権利を主張したいのに手段がない。救いを求めてもムダだということを分かっている。諦めの気持ちもある」とDV被害においてSOSを発信する難しさを語る。

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続けてドゥニは「アントワーヌは間違っている。でも、それが彼の真実の姿。冷静でいられずどんどん興奮していく。疲れも積み重なり、異常な嫉妬を見せていく。それは、彼の心が病んでしまっているからだ」と役柄を解説する。

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本作のメガホンを取ったグザヴィエ・ルグラン監督は本作のPRの為に来日した際に「私は映画を観終わった後一緒に観た友人などと語り合う時間が大切だと思っている。少し重たいテーマではあるけどもこの映画を通して考えるきっかけになればと思うし、少しでも影響を与えられたら本望だ」と話しており、昨今DVの被害によるニュースが後を絶たない日本でも、これらの問題に目を向けるきっかけになることを願っている。世界共通である家庭のテーマに真正面から挑む映画『ジュリアン』は、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開中だ。

ストーリー
両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていく。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。

作品タイトル:『ジュリアン』
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出演:レア・ドリュッケール ドゥニ・メノーシェ トーマス・ジオリア マティルド・オネヴ
監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン
製作:アレクサンドル・ガヴラス
撮影:ナタリー・デュラン
2017年/フランス/93分/原題:Jusqu’a la garde/カラー/5.1ch/2.39:1/日本語字幕:小路真由子
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:アンプラグド

公式サイト:Julien-movie.com
コピーライト:(c) 2016 – KG Productions – France 3 Cinéma

新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開中

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