小島淳二初の長編映画『形のない骨』第34回ワルシャワ国際映画祭コンペティション部門で上映決定!7/28(土)順次公開

形のない骨

〈女性美の映像職人〉と呼ばれる小島淳二初の長編映画『形のない骨』が7月28日(土)全国順次公開となる。
この度本作が、10月12日よりポーランドで開催される第34回ワルシャワ国際映画祭コンペティション部門での公式上映作品として招待された。

TSUBAKIやマキアージュなど、資生堂のCMを長年にわたって手がけてきた小島淳二。2007年には、第57回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門に、日本作品として31年ぶりに出品された注目のクリエイターだ。直近の仕事では、連続テレビ小説「わろてんか」のオープニング映像なども話題となっている。

『形のない骨』は、彼が企画から立ち上げ、5年の歳月をかけて挑んだ映画監督デビュー作。これまで切り取ってきた女性の華やかな瞬間とは真逆となる〈人間の内面〉がじっくりとあぶり出されてく。
格差社会から生まれる一般家庭の貧困や希薄な人間関係、女性蔑視の問題…。次第に追い詰められていくひとりの女性の壮絶な人生を通して、家族とは、人間の優しさとは何かを問いかける『形のない骨』。理性的であることを求められる現代に生きるすべての人たちに贈りたい人生賛歌が誕生した。

ストーリー
34歳の良子は画家の夫、姑、小学生の息子とともに、地方都市の一軒家で静かに暮らしていた。しかし、一見平穏に見えるその生活は、刺々しい姑の態度、闇の商売に手を染める夫の暴力にうんざりする日々。彼女が心を通わせるのは弟・圭人と、息子の宏だけだ。ある日彼女は、夫を思いがけない事件により失ってしまう。
失った愛に苦しみ追い詰められた良子が取った行動とは・・・。

作品タイトル:『形のない骨』
出演:安東清子 高田紀子 田中準也 熊谷太志 杉尾 夢 ジョーイシカワ 渡邊ちえ
監督・脚本・編集:小島淳二
2018/日本/104分/アメリカンヴィスタ
配給:エレファントハウス

公式サイト:http://katachi-nai-movie.com
コピーライト:(c)teevee graphics,inc

7/28(土)渋谷ユーロスペースほか全国順次公開!

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